世界一愚かなお金持ち、日本人 (ディスカヴァー携書)
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2008年1月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887596139
感想・レビュー・書評
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途中我慢して、最後の章までたどり着くべし。
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日本人のお金(金持ち)に対するイメージはどこか後ろめたさが伴う。正直者=貧乏、清貧=立派、不労所得=悪という図式が脳内にすり込まれているせいなのか?逆に、海外の金持ちが尊敬されるのは、様々な慈善団体への寄付やボランティア活動などに積極的にかかわっているのもありそう。つまり、海外セレブはそれが節税対策だったとしても、社会に還元する機会(税制の仕組み)が日本人に比べて多い気がする。
本書の作者もミリオネアだが、それなりに苦労して財を築き上げた経験から得た知恵を開陳。日本人の財テクの拙さを指摘(貯めてばかりで投資しない)し、本業以外の収入を得て投資に回す大切さを説く。
エピローグでのお金で買えるものと買えないものリストが面白い。 -
不動産投資のお話。
金持ち父さん貧乏父さん、をはしょった感じ。金持ち父さん貧乏父さんの方が、説得力はある。文量多く、説明があるので。
不労所得を増やす、っとていうのは必要だが、何から得られるようにするか、複数の手段を構築することが大事だ。
不動産も、今後どうなるかなんてわからないし。 -
ブックオフでたまたま目につき、幸せになる方法が書いてあるのかなと思い購入。
銀行がお金を貸す時の判断で、日本では誰の紹介かが重要、アメリカはどれだけ借金を返してきたか、中国は人相で判断、というのはおもしろかった。
結局は信用される人がお金持ちになる、という結論もしっくりくる。
今までキャッシュでの購入が必ず良い、ローンはいち早く返済し終わることがよいと思っていた価値観を見直す必要がありそう。
今後はこういう考えを踏まえて、ローンでの購入も検討するようにしよう。 -
日本人、アメリカ人、中国人との関わりを経て富を立てた筆者が、各国のお金に対する考え方の違いを説き、特に日本人の投資に対する意識の低さを遠回りに批判したもの。
私が最も印象に残ったのは、「病気等で働けなくなるかもしれないのだから、会社からの給料のみを収入源にすることは危険」というフレーズ。この本を読み、不労所得の重要性を再認識するいいきっかけとなった。 -
せっせと貯金に励みながらも、お金に関する不安が消えない日本人に対して、投資とはどのようなものかを説明している。
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タイトルから想像出来る内容とは異なり、著者の体験記が中心。なるほど!と思える部分もあったが、読む前に期待した程の衝撃は無かった。
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働いて得るお金と働かずにえるお金。生きたお金の使い道や、若いときに流さなかった汗は、老いてから涙になって帰ってくる。・・
等インパクトがあった。 -
ファイナンシャルプランは生活の大切な考え方です。
よくある本ですが、
忘れがちな私には何度読んでもよい本です。
自分が働く
お金が働く
どちらも必要だということです。 -
まあよくある内容の本の一つ。
資産は貯めてばかりいないで運用しないとみたいな。 -
入社したら当分の目標は(漠然とだけど、揺るぎなく)海外赴任で、「外国人と勝負してやるぜ!!!!」という志だけはあるので、こんな刺激的なタイトルの本あったら買ってしまうでしょ~。
帯に書いてあるのは「華僑とユダヤ人、アメリカ人大富豪に学ぶ『賢くお金をふやす法則』」
ふむふむなるほど、刺激的なタイトルだが、どうやら外国人のお金のふやし方を紹介する本なのか。と思い読み始める。この時点で、少しイメージしていた本と違う。
僕のイメージは「日本人は金持ちだけど、色んな面で劣っているよね~。がんばれよ!」といった感じの本だと思ったのだが、この本はどうやら「お金の使い方」一点に関して述べた本のようだ。
それでも、将来設計にも非常に興味がありつつそこまで勉強していなかったので、読み進める。
すると、この作者のマダム・ホーさんのサクセスストーリーが書かれているだけ、に近い。その中にもちろん示唆的なことも盛り込まれているが、結局何が言いたいかははっきりしている。
「日本人は貯金ばっかりしている。これはもったいない。もっと投資をしろ」ということ。
それに付随して、投資をするための条件や投資の方法が簡単に書かれているというものである。詳細に関しては一貫性を感じないところもある。
マダム・ホーが何者だかよくわからないが、とにかく素晴らしい人物らしいことは分かった。そして、お金を非常に持っていることもわかった。
それでも、もうちょっと詳細まで詰めた上で、マダム・ホーのサクセスストーリーの域を出てほしかったな、と思った。そもそも、「ユダヤ人」なんて、出てきていない。
僕は貯金亡者である。それがどうやら愚かしいことだということがわかるきっかけになったので、そういう意味では助かる本だったが、そういうことに気付いている人にとっては、1000円を払う価値の全くない本なのではないだろうか。
少なくとも、このタイトルはやりすぎな感じが否めない。 -
①親の介護や突然の解雇などの事態に備えて、投資による不労所得を確保すべき
②若くて働けるうちにできるだけ多くの仕事をして、投資のためのタネ銭をつくる
③やり直しが効く若いうちに、失敗を恐れずに経験を積む
④お金の問題はお金が解決してくれる -
日本人、アメリカ人、中国人を例えにお金の増やし方の
違いを教えてくれます。
労働収入と不労収入の二本立てが理想だそうです。
不労収入・・・あこがれますよ。
私は夢見てFXしてますが・・・ -
まあ普通。よくあるというか、どこかで読んだことあるようなとかはさておき、総じて、まあ普通、かなっつー。
不労収入がPassive Incomeの訳語だったってのは勉強になった。意訳なのね、不労って。へたに的確だから困る。 -
不労所得が欲しい!
資産を築きたい!
改めてそう思いました。
信頼、信用を得られるような人物にならなくっちゃね。 -
印象に残った言葉は、人間が働いてお金を得るのではなく、お金に働かすということです。それは決して銀行の金利で増やそうと思ってはいけなくて、株や不動産など方法はそれぞれあり自分に合ったやり方を見つけて下さい。お金について考えさせられる一冊でした。
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要はお金持ちは生き金と死に金を知っていて、日本人の大半はお金を使う=死に金を使う感覚になっているのではないかと思う。
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金持ち父さん、貧乏父さん を読まれた方には必要の無い内容かと思います。