ワークライフ“アンバランス”の仕事力

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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感想 : 53
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887596740

感想・レビュー・書評

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  • 集中について知りたくて読書。

    今、目の前のことに集中する。集中するためには、セルフコントロールが大切そうだ。

    やはり日々のやりたいことや目標を書きまめに出すことは王道といえる。

    サラリーマンではない私は、自己管理と小さな目標設定、達成のサイクルが成長するために重要だと考えさせてもらった。それにしても著者は熱い人のようだ。

    読書時間:約40分

    • びあしん慶次郎さん
      だいさん、

      コメント有り難うございます。
      最近はその日に飲んだビールの量を記録しています。もっとまめに記録しようかと思っています。
      だいさん、

      コメント有り難うございます。
      最近はその日に飲んだビールの量を記録しています。もっとまめに記録しようかと思っています。
      2014/09/22
    • だいさん
      びあしん慶次郎さん
      こんにちは

      >ビールの量を記録
      こういうの、大好きです!
      びあしん慶次郎さん
      こんにちは

      >ビールの量を記録
      こういうの、大好きです!
      2014/09/22
    • びあしん慶次郎さん
      だいさん、
      コメント有り難うございます。

      レコーディングダイエットが少し前に流行りましたが、日常の何気ないことを記録することは面白い...
      だいさん、
      コメント有り難うございます。

      レコーディングダイエットが少し前に流行りましたが、日常の何気ないことを記録することは面白いかもしれませんね。
      2014/09/24
  • とにかく目の前のこと、やるべきことを一生懸命にやる。著者の考え方が一貫していてわかりやすく熱が込められている。

  • だいぶ先の事を考え不安になるより、目の前の事に全力投球することが大切。私が居なくても仕事は回る。ただの自己満足、独りよがりな仕事にはならないようにしたい、人があっての自分と思って仕事したい。

  • いま流行のワークライフバランスをキャッチーなことばで茶化しつつ?、結局は、熱きメッセージを語っている本。

    とりわけ、新社会人に向けたあついメッセージだと思います。

    筆者のワークライフアンバランスにこめたメッセージは
    「アドレナリンが吹き出るぐらい、本気でハマルことで、仕事を面白くやりがいのあるものにすること」
    ・目の前の仕事を愚直に必死になって取り組め
    ・仕事にトコトンはまってやり遂げる
    ・限られた時間を使って、「濃い」仕事をする
    つまりのところ、「トコトン仕事に熱くなれ!」
    ということです。
    その本質は、ワークライフバランスでもワークライフアンバランスでも変わらないと感じます。私自身に違和感はありません。
    やるときはやる。やらないときはやらない。それでバランスが取れていればいいと思っています。

    そんなわけで、本書では、共感するところばかりで、腹に落ちるし、本書で語られている数々のキャッチーな言葉もいやみになりません。っていうか、面白い表現をすると思っています。
    たとえば、仕事の進め方といったHowToも書かれていて、ここでもキャッチーなことばが使われています。
    (1)「人交力」といった言葉をつかい、コミュニケーションスキルについてか書かれています
    (2)「三遊間のボールをとりに行け」、といって、間に落ちる仕事をとるようにかかれています
    (3)「必殺技」を武器に、そして、それを自己分析して仕事に取り組む
    などなど

    本書で、一番キャッチーに残っている言葉は
    キャリアとは「つくる」ものではなく「つくられる」もの
    キャリアは積んできた経験や仕事力が活かされてつみあがっていくもの。
    キャリアアップとは、今までの仕事の結果に対する他人の評価として、ある日やってくるもの

    名言です。

    ところで、こんな文章を書く田島さんってどんな方なのかと思って、ぐぐって見ると、期待通りのイメージの方でした(笑)

    ということで、若手、これから社会人になる方にお勧めの一冊

  • 近年、「ワークライフ・バランス」という言葉をよく耳にしますが、本書は「ワークライフ・アンバランス」という正反対の事を書いている内容になります。

    そもそもワークライフ・バランスとは、ワーク(仕事)とライフ(仕事以外の生活)を調和させ、年齢・性別を問わず、誰もが働きやすい仕組みをつくることである。
    それで本書で提唱しているワークライフ・アンバランスとは、今、目の前にある仕事に対して、100%全力投球。寝食を忘れるくらいアツく仕事にのめりこみ、その結果、自分の枠を超えたところにある成果やスキルを手にすること。そしてその過程を通じて、本気で何かに「ハマる」ことの面白さを体感すること。

    ■アンバランス働き術 3つのルール
    ・学ぶべきことはすべて現場から学ぶ サラリーマンの基礎力となる「現場」での経験を大事にする
    ・まずは目の前の仕事を完璧にこなす どんな仕事でも必ず目標がある。目標は最大のモチベーション
    ・仕事に「ハマって」やる アドレナリンが出るくらい、”がむしゃら”かつ”本気”でやる

    ■キツイ仕事の乗り越え方 3箇条
    ①目的と目標を絶対に見失わないこと
    先に自分の足りない部分を補うためのプランをたてておく。それは「今の自分に足りないものを把握する」こと、そしてそれをどうやって補うかを考えること、すなわち「先に成功のプランをたててみる」こと。
    ②「命まではとられない」と思うこと
    精神的にキツイ仕事に取り組むときに心がけていたこと、それは「平静さを保つこと」でした。一生懸命に仕事にのめりこむことは必要ですが、それは平静さを失うこととは違う。自分のパフォーマンスを最大限に発揮するためには、心が平静であることも同時に必要とされるのです。
    ③シュミレーション!シュミレーション!
    想定されるさまざまな事態を、可能な限り想像する。想像したその状況に対して、自分がどのように対応するかを決めておく。

    本書は、「人生には偏ってでも、ひとつのことに、とことんのめりこむ時期があってもいい」と書いてあります。
    私自身、この言葉には大いに賛成です。ハマって働くことで仕事が面白くなる、そして面白いと思えるから、もっとパワーが湧いてきて、さらに仕事にのめりこむ。
    こうしてアンバランスに仕事にのめりこみ、いつのまにかスキルや本物のキャリアが身につくのではないのでしょうか。

  • ・なぜ手にとったか
     読書会でお借りさせていただいた。
    ・どんな本か?
     著者のキャリアウーマンとしての軌跡と、自身が気をつけていること、仕事から得られた考え方について述べられている、アツい本。
    ・ほう、それで?
     一昔前から流行している、ワークライフバランスという言葉に対して、あなたは本当にそれを理解していますか?と問う一冊。
    ワークライフバランスという言葉の流行の影には、長時間労働に没入する「っ労働一神教」信者が日本国内にあまりに多く、それが日本の生産性の低さ(投入時間とアウトプットのアンバランス)につながっていた。
    これを改善すべく、短時間で今までどおりの成果を得よう、というのがワークライフバランスの考え方の真髄であるが、言葉の響きから仕事もまあ、そこそこ、あとは家で趣味などを充実させましょうよ、という意味に換骨奪胎されている感がある。
    それに対して著者はもっと仕事にのめりこめ!という。
    量をこなしてこそ初めて質に転換する。良い仕事を高効率でやりたくば、最初の長時間労働や膨大な投入工数は必須である。
    ラクをするな。労を惜しむな。失敗を恐れるな。
    仕事上の失敗で命までは取られないんだから、とは著者が準備のプレッシャーで参っているときに上司からかけられた言葉だそうだが、よほど特殊な仕事で無い限り、命までは取られることはない。
    だからと言って、当たって砕けろではなくて綿密な戦略と計画で仕事をこなして行けという趣旨に、私も完全に同意する。

    ・それでどないすんねん?
     私も今は長時間労働になりがちではあるが、間違っていないと肯定されが気分だ。
    ワークライフバランスと言って先に帰る人達は帰ってもらえば良い。
    その人達がいるおかげで、ワークライフバランスを提唱する労働組合は満足し、自分はお目こぼしで長時間労働が出来ているのかもしれない。
    だいたい、自営業者や経営側に回ればワークライフバランスなどという考え方はない。ワークライフバランスという言葉を真に受けているうちは、何時まで経っても使われる立場にしかなり得ない。

  • 20代向け、特に社会人歴が浅い人向けの本。仕事にのめり込む時期があってもいいんじゃない?という内容が、著者の体験と絡めて綴られている。
    割と精神論が多くて、万人に参考になる感じではないけど、著者なりの考え方は勉強になる部分もあった。
    難しい内容ではないしイラストなども挿し込まれてて読みやすいはずなのに、なぜか私の頭にはスッと入ってこない本だった。

  • 自分自身、まさにワークライフアンバランスの生活を送って来た。共感できる箇所は多々あった。

  • タイトルにちょっとびっくりしましたが、共感できる部分も多かったです。
    自分にとって、バランスがとれているのがいい。
    世間にとって、ワークライフアンバランスであったとしても。
    仕事に熱くなりたい方に読んで欲しいです。

  • 今更ですが、読み終わりました。
    2011年9月~11月に同タイトルのセミナーを受講していたので、良い復習になりました。

    私の中での田島さんのイメージはいわゆる「バリキャリ」なのですが、本書での主張は「与えられた仕事、目の前の仕事をやり遂げる」というシンプルなものです。
    では私は”やり遂げているか?”と言われると首を立てに振ることができません。その理由を本書のなかで探すとすれば、仕事のやる理由と意味を見出していないから。そしてそこから目的と目標を設定できていないからだと思います。


    本書の中では「仕事にハマる」ことを繰り返し発信しています。
    キャリアとは「つくる」ものではなく「作られていくもの」。そしてやりたい仕事とは最初にきめておくものではなく、実際に働いてその経験と実績の中から「生まれて」くるもの。だからこそ先のことを考え打算で動くのではなく、目の前のことにハマっていくようにする。その為には「会社目線」で目的と目標を自分なりに設定する必要があるようです。

    いろいろな方が「目の前の仕事をやり遂げる」と同じようなことを言われていますが、それはつまり単純だけどとても重要なことだから。そしてそれができていない人が多いということなのでしょうか。私はその「できていない人」の一人なので、意識改革をしていきます。


    あと、本書とセミナーを通じて重要だと感じたこと。
    仕事に対する「動機」のバリエーションをもっておくこと。そしていつでもその引き出しを開けることができるようにすること(内的動機を磨く)。仕事のモチベーションアップにつながり、ハマっていくことができるようです。

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著者プロフィール

成蹊大学文学部卒業。ブラマンテ株式会社代表取締役。新卒採用された会社で「クビ」にならないために必死で働いた後、1999年マイクロソフト日本法人に転職。体育会系の厳しい職場で、主要商品の営業に一貫して従事。数少ない女性の営業部長になる。在籍中、プレジデント・アワードを2回受賞。2007年、ブラマンテ株式会社を設立。「若年層向け働き方論」などを中心に社員研修などの活動を行っている。著書に『ワークライフ“アンバランス”の仕事力』『プレイングマネージャーの教科書』など

「2013年 『「頑張ってるのに報われない」と思ったら読む本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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