ドクター由美の脳力育成HACKS!

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
3.92
  • (4)
  • (4)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 56
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887598003

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 図書館

  • 川田先生のビジネス書第2弾。こちらも面白い。
    ただ、小説形式はストーリーが気になるので、少々まどろっこしい。
    が、取り入れてみたいことは、多々ありました。

    [more]
    はじめに ~脳は変わります

    Chapter 1 プロローグ「脳は育てるもの」

    Chapter 2 スタートライン「脳を知る」
    遺伝は頭のデキを左右するのか?
    あなたが自分の脳力を向上できる科学的根拠 ~脳の3つのポテンシャル~
    1脳には可塑性がある
    2脳細胞は生涯にわたり新たに作りだされる
    3脳は自分が望むように変えられる

    Chapter 3 ホップ「脳を育てる準備をする」
    脳に良い肥料を与える
    1脳に良い肥料を知る
    2悪い肥料への脳の反応を理解する
    3食べ過ぎの脳内メカニズムを把握する
    4脳のためにメタボから脱出する ~脳科学ダイエット三か条~
    5脳への好物の与え方に注意する
    脳の環境を整える
    1脳に美味しい空気を吸わせる
    2騒音対策で脳を守る
    3脳に悪い身近な感染症を予防する
    脳を上手に寝かせる
    1「眠りは脳のためにある」と知る
    2脳科学的にうまく眠る

    Chapter 4 ステップ「脳を育てる」
    ソンな思考を軌道修正する
    1ネガティブ回路をポジティブ回路へ切り替える
    2わかっちゃいるけどやめられない悪習を断ち切る
    3A型性格をB型性格へ変える
    勉強脳を育てる
    1LTPの発生を意識する
    2扁桃体を利用する
    3目標の脳科学的意義を理解する
    4増加的知能観を持つ
    5五感の活用でシナプスを増やす
    サビない脳にする
    1脳細胞の増やし方を熟知する
    2海馬に作用する知的シャワーを浴びる
    3脳に効く運動を実践する
    4サビ止め成分を摂る

    Part5 ジャンプ 「脳を活かす」
    ストレスに勝つ
    1メンタル・ストレスの脳への影響を知る
    2ストレス耐性を身につける
    3ストレスを脳科学的に乗り越える
    仕事を征する
    1仕事脳をつくる
    2慣れの脳内システムを形成する
    3フローを生みだす
    幸せになる
    1「幸せはお金では買えない」を検証する
    2幸せを呼ぶ方法を実践する
    3幸せを広める

    Part6 エピローグ
    あとがき

  • 不足が脳力低下のリスクになるもの

    野菜・果物(抗酸化物質・葉酸)
    亜鉛


    過剰が脳力低下のリスクになるもの
    炭水化物
    脂質(不飽和脂肪酸)
    カロリー

    規則正しく食べないこと
    みんなで食べないこと
    量より種類を多くしないこと

    脳の敵
    炭水化物とアルコール

    脳が可塑性を発揮して、ポジティブ回路に関わる神経系が育ってくるので、ポジティブ回路が使われやすくなって、あとは半ば自動的にポジティブ思考に変わるようになる
    →最初のうちは、強く意識して考え方を変えるようにする

    気分緩和動機で、気分不一致効果を生み出す
    気分緩和動機=自分がネガティブな気分の中にいることに気がつくと、平穏な気分のときよりもポジティブ記憶の想起が促進される

    ペシミスト
    物事を内的、普遍的、永続的にとらえて気分が落ち込む。その結果、脳ではネガティブ回路を回す傾向がある

    オプティミスト
    物事を外的、特殊的、一時的にとらえる結果、気分の落ち込みを回避することができて、ポジティブ回路を回す傾向がある

    強迫行為の解消
    ①ラベルの貼り替え
    ②原因の見直し
    ③関心の焦点の移動
    ④価値の見直し

    実体的知能観 vs. 増加的知能観

    ストレスに対するコツは、自己中心的にならないことがポイント
    ストレス免疫を獲得する人にある3つの傾向
    ①自分でできること、できないことを明確にしていること
    ②周辺の状況、状態、環境などにも細心の注意を払えること
    ③新しい解決の道を発見しようと努めること
    チクセントミハイ

    幸福度を上げる方法
    ①他人のためにお金を使う
    ②親切にする
    ③感謝する
    ④許す
    ⑤自分の尺度で考える
    ⑥細部より全体を見るようにする
    ⑦その日の良い出来事を3つ記録する

  • 小説風な脳の話。

    この本が良いところは、脳に良いことをその根拠となるデータを同時に提示してくれていること。なので説得力があります。

    けっこう好きな本。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

東海大学医学部内科教授(血液内科学)、医学博士。日本ポジティブサイコロジー医学会会員、日本抗加齢医学会認定専門医、日本内科学会認定専門医・指導医、日本血液学会認定専門医・指導医、米国内科学会・米国血液学会インターナショナルメンバー。
東海大学大学院修了後、米国サウスカロライナ医科大学ポストドクトラルフェローを経て、2015年より現職。2016年より医学部教育計画部長、2017年より副医学部長を兼任。
スポーツの普及に力を注ぐ東海大学の教員として、運動を取り入れた健康医学の普及に務めている。そんななか、近年、爆発的に科学的なエビデンスの増えている運動方法「HIIT」に着目。短時間で健康効果の高い「HIIT」を推奨する、日本では数少ない医師である。
専門分野について、講演依頼やTV・ラジオ・雑誌の取材も多い。
著書に、『HEALTH HACKS! ビジネスパーソンのためのサバイバル健康投資術』 (ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『長生きの統計学』(文響社)など。

「2019年 『世界一効率がいい 最高の運動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

川田浩志の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×