ビジネスマンのための「勉強力」養成講座 (小宮一慶の養成講座) (ディスカヴァー携書)
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2010年5月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887598102
感想・レビュー・書評
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ベストセラー「養成講座」シリーズの最新刊。このシリーズ、気になってはいたものの、まともに読んだのは本作が初めて。
さすがにベストセラーシリーズだけあって、非常に読み易く、自分の腹に落ちる事柄が満載だった。
勉強力というものの、安易なハウツーものではない。
何故勉強するのか?、どんな事を勉強していけばよいかのか?、自分の中で漠然としたものが、結びついていった気がする。
経済や会計、英語が重要と説くビジネス書が多いが、まずは自分の業務に関わる知識・スキルを磨くことが先決。当たり前のことだが、本書を読んであらためて気が付かされた。
結局、仕事できる=論理的思考力が高い=物事を徹底的に考えられるということ。
自分のやるべき事は何かを見極めて、それを徹底して実行すること
が勉強法云々の前に必要なことだろう。
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・仕事上で「なれる最高の自分になる」ための勉強です。
・まず、必要なのは「業務」、つまり目の前にある仕事のスキルです。
それなしでは、キャリアアップしようがありません。
・一部の人には十段階の灰色と黒に見えるのが、もっと論理的思考レベルの高いには百段階にも見えるかもしれない。
・分からないことをそのままにしておくのではなく、分かるまで勉強する。
・今の時代、情報の価値は格段に落ちているのです。
・情報と情報の関連性から新たな解釈を試みる智恵です。
・論理的思考力が高いというのは、要するに、徹底してものを考えられる人ということです。
・論理的思考力は、大いに「気配り」とも関係しているのです。
・つまり智恵とは、ここまで説明してきたように、
情報や知識の関連づけができる論理的思考力と
本質を知ったうえで正しい「仮説」をたてる力
・日常生活のなかでの、ちょっとした疑問をそのままにしないで、調べてみること!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一歩突っ込んでみる。去年の今頃やっでいた新聞をよんだら自分の気づきをブログに残す、もう一回復活させよう。
小宮さんの本は簡単に読み終える事ができるけれど、同じような類いの他の人の本とはすこし違って、浮ついた感じがなく、素直に納得できる。おそらく、御本人の実体験からの内容となっているからだと思う。 -
「XX力養成講座」シリーズの最新刊。 今回は小宮氏の趣味(?)でもある勉強に関する考え方の本。 特に、年を取ったときにそれ相応の立場に立つことを想定し、必要な考え方を身につけることを念頭に置いた勉強論。
冒頭に小宮氏の勉強観が述べられる。
①仕事で自己実現してゆくことが目的であり、勉強はその手段
②勉強には知識・スキル習得のための勉強と頭を良くするため
の勉強があり、両方を同時に進める。
③頭を良くするということは論理的思考を身につけること
④人生観の勉強も必要
以降の章では上記勉強観に沿った小宮氏の勉強論が述べられている。
まずは、頭を良くする論理的思考を身につける必要性を説いている。 ドラッカーを引き合いに出し、これからの世の中は知識を知恵に変える力が必要であり、知恵を生み出すフィルターが論理的思考であると言う。 物事を垂直的に掘り下げるだけでなく、水平的に考えることにより、思考に幅を持たせる。 水平思考に展開させるためには、日常の出来事に関心を持ち、関連性に気を配って考えること。
また、知恵とは①情報や知識を関連付けるための論理思考力と②本質を知った上で正しい仮説を立てる力、とのこと。 正しい仮説を立てて検証してゆくPDCAの思考方法も重要となる。
それ相応の年になってくると、人生観というものも重要となる。 正しい価値観を持って正しい判断をすることが求められるが、その様な人生観を持つためには、論語、仏教聖典など長きに渡って読み継がれた本や、立派な人が書いた本を読むことを勧めている。
最後に、勉強は、問題意識を持ち、インプットをルーチン化し、インプットされたものを常にアウトプットし続け、重要な情報には一歩踏み込むことが重要と言う。 -
シリーズ既刊本同様サクサク読める。
『時間がないから勉強できないというのは間違い。成功している人はみんな忙しいから、その中で自分に出来ることをやるかやらないかの違い』とのこと。
具体的なハウツー本ではなく、メモをとる、疑問に思ったことは一歩踏み込んで調べる、素直に先人の教えを受け入れて実行する、調べる前に予測を立てるなど自己啓発に近い。 -
10/05/30。
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とにかくメモをとる。(一歩ふみこむ)
長い間読み継がれた本を読む。
やり続ける。
うーん。勉強の内容よりは、取り組み方、という感じでした。 -
ツタヤで立ち読み。
一人前でなく、一流を目指す。
本質を学ぶ。
勉強になった。