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- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887610330
作品紹介・あらすじ
江戸の昔、「北前船」による日本海貿易の主要港であった酒田湊は「諸国往還之津」として栄えた。最上川は、置賜・村山・最上の各地域を貫流し、庄内の酒田で日本海に入る。流域に存在した幕領や諸藩は、競ってこの最上川舟運を利用した。また現代に伝わる紅花産業などの「山形の産業・文化風土」を培ってきたのも長さ二二九キロに及ぶこの川だった。"母なる川・最川上"と讃えられる所以である。今、その母なる川の"栄枯盛衰"を「最上川舟運史」研究の第一人者が詳らかにする。