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- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784888486064
作品紹介・あらすじ
ヘーゲルのフィヒテ批判を通して、フィヒテ後期哲学の独自な知の体系を考察。
感想・レビュー・書評
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○ ヘーゲルのフィヒテ批判を通して、フィヒテの哲学変遷を述べた書。山内さんの著で『フランス革命論』のフィヒテからヘーゲルに至る変遷を述べた『ヘーゲル哲学体系への胎動―フィヒテからヘーゲルへ』というのもあるが個人的には、ルートヴィヒ著のほうが面白かった。ただ深いヘーゲルへの理解が無ければ、この訳書は完成しなかったのもまた事実である。フランス革命までの歴史的背景やジャコバン独裁への政治的バックボーン、ヨーロッパ王党派などの動きがある程度わかっていないと読みづらいかも。
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