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- Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
- / ISBN・EAN: 9784889009255
作品紹介・あらすじ
戦争が起これば、子どもや女性、障がい者、貧しい人々が真っ先に犠牲になります。日本軍「慰安婦」ハルモニたちは戦争の最も大きな被害者です。ハルモニたちが経験したことは、他のどのようなものとも比べようのない痛みでした。日本軍「慰安婦」被害者の問題は、過ぎ去った過去の問題ではなく、まさしく、いま、現在、私たちが解決しなければならない問題なのです。
感想・レビュー・書評
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韓国の従軍「慰安婦」から聞き取ったことを物語にした絵本です。
戦争が終わってからも,自分の人生を否定して生きてきた元「慰安婦」だった女性が,「自分は負い目を感じることはないのだ」「罪人は別にいる」と自分が歩まされてきた人生を語り始める。そんな中から生まれた絵本です。
韓国で出版されてから,すぐに日本語の翻訳が出るかと思ったら,いろんなこと(歴史修正主義者たちからの圧力)があって出版が遅くなったそうです。
負の遺産に目を背けることなく,しっかりと向き合い未来に向かうためにも,たくさんの子どもたちの読んで欲しいです。そして,話し合ってほしいです。
絵は,普通の絵本の絵ではなく,ワックス画法という描き方で描かれているそうで,ちょっと変わっていますが,それもまた,味わい深かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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