発明魂: 大衆発明家の父・豊沢豊雄の生涯 (コミュニティ・ブックス)

著者 :
  • 日本地域社会研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784890229239

作品紹介・あらすじ

五反百姓の子に生まれ、何事にも控え目に生きるよう育てられたが、小学校教諭時代の、生徒の何気ない質問から、日本人のアイデンティティを取り戻すきっかけを得る。悲惨な戦争体験から、高等女学校教諭という立場にもかかわらず代議士に立候補し、当選。後に社団法人発明学会を立ち上げ、「大衆発明家の父」と呼ばれるようになった豊沢豊雄の足跡を追った一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 金儲けの意識でOK。

    発明をはじめるきっかけはそれで良い、と戦前から日本に発明ができる環境を整えてきた豊沢豊雄は言う。

    ただ続きがある。

    そのままの意識では決して上手く行かない。
    最終的には、如何に世の為人の為となる解決アイデアなのかを自問自答する必要がある。

    発明は世の為人の為にやりつづける事で楽しくなる。

    そもそもの常識を疑うこと、人と違うことがなぜ悪いのか。ブルーオーシャンを意識させられます。

    知財管理技能士の難しい本を読む前にまずはこの本を読むことで、発明や知財についての理解が深まるような気がします。

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著者プロフィール

1953年、長崎県生まれ。工学院大学工学部卒、1979年社団法人(現・一般社団法人)発明学会に入社し、現在は、発明学会会長・発明配達人として、講演や著作、テレビ、ラジオなどで「わかりやすい知的財産権の取り方・生かし方」「創造力の高め方」「わかりやすい特許出願書類の書き方」などの指導を行っている。東京日曜発明学校校長、工学院大学非常勤講師。がくぶん通信講座「アイデア商品発明講座」講師。


「2017年 『一人で特許【実用新案・意匠・商標】の手続きをするならこの1冊 第5版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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