ビジネスは読む力で決まる: 情報収集・整理の極意 媒体をどう選び、どう読み解くか

著者 : 伊藤雄一郎

• 二期出版 (1997年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[らくだまんさんの感想 · 2004年12月1日]

本の読み方、読書術の本です。ビジネスに生かせるかどうかはともかく、本の読み方としては参考になります。

＜気になったポイント（抜粋）＞
・読書ノートを作る
・複雑な内容は図式化する
・本の内容を把握するには目次、前書きを読む
・重要かどうか迷ったときは捨てる
・本の整理のためにカード、もしくは索引を作る
・ベスト本を読む　参照「このビジネス書がすごい！」

＜感想＞
読書ノートは作っていますが、管理が大変ですよね。
最近はこのサイトのような書評サイトがでてきたり、ブログで書いて管理する方も
増えてきているので、環境が良くなってきていると思います。

特に内容を図式化することは、読んだ内容を整理する上では重要ですね。
読みっぱなしではなく、アウトプットすることで記憶が定着するとよく言われます。

本の読み方の基礎的なこととして学べる本ですが、同様の本を読んでいる方には
物足りない、もしくは読む必要がないかもしれないです。

逆にこれからいろいろ本を読んでいきたい方や、本を読んでビジネスに
生かしていきたい方はよいかもしれないですね。

著者プロフィール

経済ジャーナリスト。１９６２年愛知県生まれ。早稲田大学商学部卒業。日本経済新聞社東京本社編集局、名古屋支社に記者として勤務。退社後、インドや中東遊学を経て、独立。金融、投資を専門に、執筆・講演活動をしている。ＰＲ支援・制作会社のリミテッド株式会社代表でもある。

「2012年 『銀行　2013年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」