おばけのマールとすてきなことば

著者 : けーたろう

• 中西出版 (2020年4月24日発売)

作品紹介・あらすじ

札幌の円山に住むかわいいおばけ、
“おばけのマール”シリーズ第10作！

おばけのマールはお出かけが大好き。
いつものようにおともだちを探して、どんどん道を進んでいきます。
たくさん歩いたその先で、初めて会ったおともだちと、
マールは楽しく遊びはじめたのですが…。

もっとたくさんのおともだちを探しに、はじめての場所を目指したマール。
そこで出会ったおともだちと、どんな楽しいお話がはじまるのでしょうか。

誕生15年目のマールは、日本語・アイヌ語表記版のほかに、
英語・ハングル・繁体字・簡体字が併記された「多言語版」※を発売。
たくさんのおともだちと、たくさんの言葉に囲まれて、マールはこれからも歩いて行きます。

※多言語版のタイトルは『Marl the Ghost and Some Beautiful Words』（ISBN978-4-89115-377-9）です。
書籍コードの異なる、別の本としてのお取り扱いになりますので、お買い求めの際はご注意ください。

感想・レビュー・書評

[ゆきまる(* ˘ ³˘)♡*1586530さんの感想 · 2022年4月28日]

こんにちは イランカラプテ っていうところが おもしろかった(❁´ω`❁)いろんなことば
(4歳3ヶ月)

[aoiさんの感想 · 2020年8月29日]

シリーズ第10作。おばけのマールが動物たちとアイヌ語で交流するおはなし。
本文はカタカナ表記のアイヌ語と、ひらがな表記の日本語です。アイヌ語も地方によって表現が異なる（つまり方言がある）ようで、こんにちはの種類の多さに驚きました。面白かったです。5作目『おばけのマールとおかしなとけいだい』を札幌市時計台で読了してから追っかけたいシリーズなんですが、札幌にある出版社で、大阪の図書館にはほぼ所蔵ないのがつらい。つぎに北海道旅行する際は図書館へ寄り道しようかな。

著者プロフィール

絵本『おばけのマール』シリーズの原作、文を担当。
『ひとふさのぶどう』は有島記念館の学芸員さんが、ぼくに“なんだい”をくれました。“なんだい”とは、むずかしいもんだいのことです。
かんたんにこたえがでては、つまらないから、“なんだい”は“おもしろい”といえます。
「だから人生もおもしろい」
どうか、あなたにとって人生と、この絵本が“おもしろい”ものでありますように。

「2024年 『ひとふさのぶどう』 で使われていた紹介文から引用しています。」