三国志: 正史と小説の狭間

著者 :
  • 白帝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (359ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784891747862

作品紹介・あらすじ

本書ではまず、第一章で歴史書である陳寿『三国志』の成立過程とその性格、『三国志』の典拠となったであろう史籍、そして裴松之の注について述べ、その後『三国志演義』の成立過程や日本での受容について概説している。第二章以降で後漢末から二八〇年までの大まかな歴史的経緯を大体十年ずつ(第六章・第七章はその限りではない)に分け、各章ごとに代表的な人物を取り上げて小説との違いに注意しながら史実に即して述べようと努めている。

感想・レビュー・書評

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  • ・三国志の歴史の流れのおさらいが中心。
    ・演義の話は軽く取り入れられる程度。
    ・どちらかと言えば、魏・呉・蜀の史書の描かれ方の違いに着目。
    ・三国志の流れが理解できる。

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著者プロフィール

満田 剛(みつだ・たかし)

1973年、秋田県横手市に生まれる。中国・三国時代の史学史を専攻。2001年、創価大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。創価大学文学部・創価高等学校地歴公民科非常勤講師を経て、現在、公益財団法人東洋哲学研究所委嘱研究員。
東京富士美術館「大三国志展」では学術アドバイザーとして監修を担当。人文学博士。著書に『三国志―正史と小説の狭間』『三国志赤壁伝説』(白帝社)、『三国志 最強武将Top45』(ユナイテッド・ブックス)など。監修に『大三国志展カタログ』(東京富士美術館)、『図解 三国志 群雄勢力 マップ』(インフォレスト)。

「2017年 『新説 「三国志」の虚構と真実』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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