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- Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
- / ISBN・EAN: 9784891765842
作品紹介・あらすじ
本書は、本とアートが織りなす世界のなかから、執筆者それぞれが心に惹きつけられた作品を実際に手にとり、その姿をじっくりと紹介してみようという一冊です。
感想・レビュー・書評
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請求記号:020.4/Nak
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ブック・アートを標榜しているだけあって、とても斬新な装丁。本そのものより帯の谷川俊太郎のメッセージのほうが目立っている。
内容は学芸員や美術評論家などが何冊かのアートブックをピック・アップして紹介するというもの。
本+アートということでかなり絞られた内容になるのではないか、と思って読んでみたらそんなことはなく、むしろ幅広い。
僕も驚いたのだが結構色んな作家が挙ってアート・ブックの制作をかなり熱心に行っていて、
デュシャンやコルビュジエや松澤宥など、割と誰でも知っているような作家もアート・ブックを作っていて、それほど敷居は高くなく読める。
中でも二人のエルンスト・・・画家のエルンストと天文学者のエルンストの共著による「マクシミリアーナ」と、
西村陽平による、陶芸の窯で焼かれて異世界の植物のような形相になった「新修漢和大辞典」は、たいへん興味深い内容であった。
アート・ブックと一口に言ってもその様態は多岐に渡る為、きっと貴方のお気に入りの一冊も見つかることだろう。 -
本がメディア卒業中。
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