ギリシア劇と能の再生: 声と身体の諸相 (青山学院大学総合研究所叢書)

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  • 水声社
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  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784891767211

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  • 11.05.06〜11.05.16

  • [ 内容 ]
    西洋と日本―それぞれの伝統的舞台芸術は、時空を超えていかに融合し、混沌とする現代に甦ったのか…声と身体をテーマに、古典の現代性を示唆しつつ、東西の二つの劇様式の再生の意義と変容を縦横に論考する画期的試み。

    [ 目次 ]
    第1部 東西を越えた変容(ギリシア悲劇、能、ミサ典礼―ポール・クローデルの劇作術;能「隅田川」とは何か―オペラ「カーリュー・リヴァー」を通して;W.B.イェイツの象徴詩劇における「能」と舞踏の再生)
    第2部 古典劇の歴史的現在形(シェイマス・ヒーニーの『アンティゴネー』―『テーベの埋葬』をめぐって;不穏な沈黙の彼方に―M.ツヴェターエワのドラマツルギーにおける身体と声;メーデイア―いまを生きる女たちの物語;アメリカン・アンティゴネー―同時多発テロと哀悼のレトリック)

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著者プロフィール

1958年生まれ。現在,青山学院大学経営学部教授。著書に『異邦のふるさと「アイルランド」――国境を越えて』(新評論、2005年)、『北アイルランドを目撃する』(水声社、2021年)、『アウラ草紙』(七月堂、2022年)などがある。

「2022年 『四月はいちばん残酷な月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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