方法論としてのヘーゲル哲学 (すこぶる選書)

  • 晩聲社
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784891882525

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  • 社会問題に取り組む人々を相手に、ヘーゲルに関する中埜肇の講演をまとめたもの。専門的にはそこまで言いきってしまっていいのかというところがあるのかもしれないが、話の筋が明快でとてもわかりやすい。特に、『精神現象学』講和はおもしろかった。カントとヘーゲルの真理に関する捉え方の違いなども、わかりやすく整理されたことばで語られている。また『大論理学』の重要性についても知ることができた。ちなみに、各講義のあとに置かれた「討論」は、自分にとっては蛇足に感じた。

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