戦国ぼっち10 (桜ノ杜ぶんこ)

著者 :
制作 : 一二三書房 
  • 一二三書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784891993948

作品紹介・あらすじ

戦国時代にタイムスリップした高校生・高杉一郎太と、彼を助ける戦国の美少女たち。信玄が遺したと噂される"埋蔵金"とタイムスリップの鍵を握る美少女"十六夜"を巡り、北条家の忍者集団"風魔一族"と激闘し、なんとか勝利を収めた一郎太たち一行。ホッとしたのも束の間、一郎太は、不意をつかれ、敵方の忍びに毒を盛られ、残り3日の命となってしまう!埋蔵金が因縁のある"九尾山城"にあると推理した一郎太の元に、同じく現代から来た大学生"椿琢磨"が九尾山城を奪い、それに呼応する北条軍が押し寄せているとの知らせが入る!大ピンチの真田家!!一郎太は自らの命も顧みず信念のもとに、九尾山城攻略に乗り出す。残された時間はわずか-ぼっちは九尾山城を取り戻せるのか?埋蔵金は一体どこに?十六夜を巡る旅の果てに見たものとは!?"信玄の埋蔵金編 下巻"

感想・レビュー・書評

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  • これにてひとまず「天正一三年」編は終了だそうで。なんとも戦国ぼっちらしい終わらせ方にほっこり

    第一巻と同じく九尾山城を舞台とした籠城戦。だけど今度は籠城側ではなく攻め手。一度守った城を逆に攻める側になる構成は面白い。
    ただ、これまであった推理要素は薄めになっており、未来からやってきた高杉一郎太と椿琢磨の戦いがどのように決着するかという点に重点が置かれている印象。そのためか、終盤まで「これでシリーズ完結か?」と本気で思ってしまう程にシリーズ集大成感が出ていた。

    本音を言えば前回から続く流れには料理要素や推理要素、戦国時代ならではの要素など少々物足りなく思えてしまう部分が幾つも有るので、続巻では是非せんごくぼっちらしさを取り戻した上で一郎太には快刀乱麻の活躍を見せて欲しいのだけど果たして続巻は出るのだろうか?

    それにしてもあのキャラが双子だなんて流石に予想外すぎる展開だったよ…

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著者プロフィール

京都市生まれ。立命館大学法学部卒業後、読売新聞大阪本社記者を経て、フリージャーナリストとして独立。1998年に無料紙媒体では国内初となる家庭用コンピューターゲーム専門の総合情報紙「GAMEゆーゆー(現ジャパニメイト)」を創刊し、2013年まで発行人兼編集長を務めた。 同年、歴史読本「乙女のための名将言行録」で作家デビュー。主な著書に、歴史ファンタジー「戦国ぼっち」シリーズなど。

「2020年 『げえむの王様』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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