- Amazon.co.jp ・本 (27ページ)
- / ISBN・EAN: 9784892389689
感想・レビュー・書評
-
「ピクニックの当日、どしゃ降りの雨で悲しむセレスティーヌを見て、アーネストは雨のなかでピクニックをすることを思いたちます。レインコートに傘をさし、おべんとうや果物をたくさんもって……、ふたりは最高にすてきなピクニックを楽しみました!」
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
雨の日のお出かけも、支度をきちんとしていれば、案外楽しいもの。私も大雨の中ハイクをしたことがあります。
-
ガブリエル・バンサンの絵本は、とにかく絵が語るのです。
ピクニックの前の晩、お弁当を作ってわくわくと翌日を待つ二人。
ベッドから飛び出し、ニコニコとお人形に挨拶をするセレスティーヌ。
ところが土砂降りの雨。
窓に突っ伏してしまうセレスティーヌの後ろ姿。
これがもう、彼女の心を雄弁に語る。
私だったら、家でピクニックごっこかなんかをしてごまかすところだけれど、アーネストおじさんは言う。
「ふたりとも、きょうは とても いいてんきだっていう つもりに なるのさ」
日よけの帽子をかぶってコートを着て、傘をさして出かける二人。
前かがみに歩く二人の姿や、宙を舞うビニール袋で、風が強いことがわかる。
それでも広い原っぱを見つけ、テントを張ってピクニックを楽しむ二人。
最後のページはみんなが笑顔。
ネズミのセレスティーヌのかわいらしさ。
クマのアーネストおじさんの懐の大きな温かさ。
本当に好きだなあ、この絵本。 -
雨の日でも、ピクニックしたいよね~
-
あめのひに読むと楽しい一冊。
ガブリエル・バンサンの絵は素敵で大好きだ。
でも、どうもストーリーが自分には合わないようで、このアーネストシリーズも苦手な話が多い中で、この本はわりと好き。
あめのひも、楽しくなります。 -
言葉以上に絵が語ってくれます。最後、幸せな気分になるのもいい。シリーズ全部欲しい!
-
「ちょっと簡単だった」4歳5ヶ月の息子談
-
1983年。冒険心。おちゃめ心。子どもっぽさ。いい!