脳と視覚: グレゴリーの視覚心理学

著者 : リチャード・L.グレゴリー 近藤倫明 三浦佳世 中溝幸夫

• ブレーン出版 (2001年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[hiro08さんの感想 · 2009年5月31日]

次回読書予定。

[スポポミッチさんの感想 · 2006年10月4日]

著者は奥行きのない二次元の図形において錯視が起こるのは、遠近法的に奥行きが暗示され、しかもそれが実際とは違った奥行きである場合においてであるとしている。
有名なミュラー・リヤー錯視などは彼が遠近法錯視と呼ぶカテゴリーの中に入る。
グレゴリーの考え方は今やボコボコにされており、現在の主流とはズレている。
しかし、当時の画期的な仮説および錯視に対する考え方や紹介は今でも参考になるだろう。