深海魚 暗黒街のモンスターたち

著者 :
  • ブックマン社
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893087089

作品紹介・あらすじ

愛をささやく魚がいるってホント?頭の5倍の大きさの口をもつ魚ってどんなの?雄が雌に寄生する魚がいるって知ってた?奇妙な姿の深海魚たちが大集結!特異なパーツごとに260種の深海魚を分類・解説し、300点超の貴重な写真を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 最後のほうにデンジャラスなあいつが出てきます。
    そう、流通禁止なあのあいつです。
    だけれども漁業資源としては結構いるんですよね。
    何とか食べる方法ないのかねぇ。

    やっぱり深いところにいるためか
    浅い場所にいる魚とは姿かたちが違います。
    でもなんで歯がああなんだろうね?
    実にそこはグロいですぞ。

    寄生雄がきちんと出ていたのは◎
    ユニークな生態ですからね。

  • 愛をささやく魚がいるってホント?頭の5倍の大きさの口をもつ魚ってどんなの?雄が雌に寄生する魚がいるって知ってた?奇妙な姿の深海魚たちが大集結!特異なパーツごとに260種の深海魚を分類・解説し、300点超の貴重な写真を収録。(アマゾン紹介文)

    写真が多くて幸せ。
    表紙にもなっているアンフィランファスの口の構造やミツクリザメの飛び出す口など、夢に出てきそうなラインナップが続々と掲載されています。
    和名では『シンカイ(深海)』よりも『チヒロ(千尋/計り知れないほどの深さ)』のほうが用いられているといったコラムも。
    ただ、基本的には真面目な内容なので、毒々しいのを期待すると少々肩透かしを食らいます。

  • 28年度(6-2)
    ミツクリエナガチョウチンアンコウの写真紹介
    (「へんなの」の後に)

  • イラストではなく、ほとんどの深海魚が貴重な写真で掲載されています。
    ざっくりと深海生物ではなく、ちゃんと魚に特化していて嬉しい☆
    ですが、やはり深海魚の写真というのは引き上げられた後のボロボロな死んだ姿ばかりです。。
    グロいので読んでいるとだんだん気分が…(笑)
    深海魚は本当はグロいのではなく、他の魚と同じように美しいのですが、いつかそれを伝えられるような、生きている時の姿満載の深海魚図鑑が出るといいな。

  • 深海魚を特徴別に、図鑑形式で掲載。
    ほとんどが写真(剥製?)で、スケッチは少数。

    個々の解説は専門的でちょっと難しいですが、
    ぱらぱらめくるだけでも楽しかったです。
    種族や深度別ではなく、特徴で区分けされているのも新鮮でした。
    口の動きなども載っているのが嬉しかったです。

  • 深海魚の解説と写真集。
    図鑑に近いくらい写真が豊富で詳しい。
    分類もわかりやすくて良い。

    ただ深海魚なので見た目のグロキモさがちょっと目立つ。
    ちょっとした小ネタも面白い。
    副題はなくても良かったんじゃないかなと思う。

  • 深海魚は種類も数もとても多いので、その中から魚だけに焦点を当てて書かれているので、とても分かりやすいです。
    深海魚の本は絵で説明されているのものがほとんどですが、この本は全て写真で説明されていました。

  • かなりクレイジーな魚ばかり出てきます。

    日本産だけではなく、海外の深海魚も載ってて感動しました。

  • 深海に住む魚、鰻、エイ、アンコウ、鮫などのフルカラー写真が満載。クラゲなどは載っていない。

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著者プロフィール

1936年生まれ。京都大学大学院農学研究科水産学専攻博士課程修了。農学博士、北海道大学名誉教授。日本魚類学会名誉会員。専門は魚類学、魚類分類学。

著書は『深海魚-暗黒街のモンスターたち-』など。

「2017年 『EX MOVE 深海の生きもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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