- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784893259462
作品紹介・あらすじ
ゆうがたからふりだしたゆきをみて、おかあさんはあわててあまざけをつくりだしました。「こんなにいっぱい、だれがのむの?」みこちゃんがきいたとき、トントントン。ドアをたたくおとがして…。さむいよるにやってくる、ふしぎなおきゃくさんはだあれ?-春が待ち遠しくなるおはなし。
感想・レビュー・書評
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春が来たあとに、いきなり寒くなって、雪が降るような、そんな肌寒く心細い日に、子供たちは、誰のことを心配していたのでしょうか?
こういう視点は、大人になるとなかなか想像できないものですね。
純粋に世界を見る、子どもならではの視点。
雪景色すら、ほのぼのと温かく感じられる、素朴でやさしい絵柄と物語。
そして、甘酒の美味しそうな描写。
読んでいるこちらの心も、ぽっと暖まる、大人でも楽しめる、やさしさにあふれた絵本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
純和風な絵とストーリーの開始から予想してた展開とは異なる内容。少し空想の世界が入ったようなストーリーですが季節感のある内容が絵の雰囲気ともあっていたと思います。
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図書館本。次女に借りてきた本を長女がもれなく読むシリーズ。冬の雪が降る日に、甘酒をつくって待つお母さん。そこへ、「トントントン」と訪問してきたのは誰?温かくなるお話。
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「ゆうがたからふりだしたゆきをみて、おかあさんはあわててあまざけをつくりだしました。「こんなにいっぱい、だれがのむの?」みこちゃんがきいたとき、トントントン。ドアをたたくおとがして…。さむいよるにやってくる、ふしぎなおきゃくさんはだあれ?-春が待ち遠しくなるおはなし。」
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岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00464082
夕方から降りだした雪をみて、お母さんはあわてて甘酒を作りだしました。「こんなにいっぱいの甘酒、誰が飲むの?」みこちゃんが聞いたとき、誰かが玄関のドアをトントントン…。家にやってきたのは知らない子どもたち。甘酒を飲んで温まると、うれしそうに帰っていきます。不思議に思っていると、お父さんとお母さんが「咲いたばかりの花たちだよ」と教えてくれました。そして…。あまんきみこの思いやりに満ちたやさしい世界を、鎌田暢子が温かな筆づかいで表現しています。冬の夜に語りたい、心やさしいファンタジー。(出版社HPより) -
女の子と同じように「この子たちは誰なの?誰なの?」と気になって気になって気になってしまう可愛らしい絵本。
妖精のような不思議な子たちがとても可愛く、絵本の世界に引き込まれる素敵な一冊。 -
冬の可愛らしい絵本でした^_^
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初雪が降った日、お母さんは 大きななべ一杯に 甘酒を作った。こんなにたくさん 誰が飲むのかな!?…その時 玄関のドアが 「トントントン」…
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娘が、絵を気に入って借りてきた本。
「へ。そういうことー。」と、唸りたくなる展開(笑)で、読んでいるときは、そこまで好きになれないと思っていたのだけれど、本を閉じてから、じわじわと沁みてきた。
ああ、雪の日が待ち遠しい。明日も30度超えるみたいだけど!