ポチ・たまと読む心理学 ほっとする人間関係

著者 :
  • 総合法令出版
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893468024

感想・レビュー・書評

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  • 自分を知り、相手の違いを認めてあげることで他者との人間関係を良いものにすることが目的。うなずき、相手の言ったことを別の言葉で言い換えてくり返すことが、気持ちの良い話の聞き方。etc…

    本書で紹介されている言葉「平静の祈り」の、「変えられることを変える勇気を、変えることのできないものを受け入れる平静な心を、そしてそれらを見分ける知恵を与えたまえ」という一節が印象的だった。
    自分は変えられるし、他者は変えられないものもある。
    でもそれを認め、また変わってからの自分を演じる勇気も必要だ。

  • 交流分析の本をさがしていたら見つけた。ポチとたまっていうだけでほっとしました。

  • 交流分析のこと、傾聴のこと、アサーションのこと、の基本的理解がよくわかりました。

  • 第1章の自分の心を知る為のエゴグラムがドンピシャで驚いた!

  • アブラハム・マズローの「真なる人間関係とは、たとえ相手に弱さをさらけ出しても怖さのない関係である」という言葉が紹介されています。
    個人的にはこの内容大好き。
    本の内容としては、後半の方が良くまとまってる感じがして、読み進めていくうちに楽しくなります。

  • 交流分析に関心を持って読んだ。自分の心の個性と留意する点を把握するのに役立った。
    タイトルやデザインは若者向けを思わせるが、内容は話の聴き方や自分の気持ちの伝え方にもおよんでおり、学ぶ点は多かった。

    ・相手に不満を感じたときには、自分が相手に対して抱く期待を探り、それを相手に伝える。
    ・自分が持つ期待や欲求を明確にし、困っている自分の状況を説明し、素直な自分の感情を伝える。
    ・素直な気持ちを表現することができれば、多くの人がサポーターになってくれる。
    ・承認されることは人間の一番強い欲求(アルフレッド・アドラー)。相手のよいところを感謝のメッセージとして伝える。
    ・日常から自分がどのような感じ方・考え方をする人間であるかを伝えておけば、トラブルを事前に避けることができる(予防の自己開示)。
    ・自分が日頃から何を考え、何を大切にし、どういう状況・気持ちなのかを話せば、心の架け橋をつくることができる。

  • とても読みやすく、通勤電車往復だけで読めちゃいました。

    内容はこれまで紹介した心理学の本と妙にかぶるなと
    思っていたら、著者は衛藤先生の教え子でした。

    その中でも、印象に残ったのは

    「怒り」は第1感情ではなく第2感情だということです。

    第1感情とは
    「さみしい」「悲しい」「不安」「心配」「恐怖」など。

    さみしいから怒る
    悲しいから怒る
    不安だから怒る

    具体的には、子供が迷子になって見つかった時に

    第1感情は「見つかってよかった」という不安から安心への切り替わりなのですが、

    実際には「どこに行っていたのよ!探したのよ!」と怒ってしまう。

    よくある風景ですが、第1感情だけで終わるケースはほとんどないということです。


    こう考えると、怒るという行為は、なくてもいい任意の行為だと思いますよね。

    気をつけてみようと思います。

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著者プロフィール

ビジネス心理コンサルティング株式会社代表取締役。
日本ビジネス心理学会参与。日本メンタルヘルス協会特別講師。
幼児教育から企業を対象とする人事・教育コンサルタントの分野まで講演・研修会、セミナー、著作などにて幅広く活動。「活力ある社会とやさしい家庭を創造する」をテーマに、日常生活に実践的ですぐに使える心理学を紹介する。

「2023年 『「落ち込みグセ」をなおす練習』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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