落ち込んだときは料理を作ろう

  • はまの出版
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本棚登録 : 19
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893613592

作品紹介・あらすじ

本書では、すばらしい食事の数々が、まわりの人々の人間模様とともにユーモアたっぷりに見事に描かれます。シェフの職をやめ、レストラン批評家として道を歩み始めた著者は、アメリカ国内はもとより世界中を旅し、さまざまな人と食に出会います。パリ、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ、中国、タイ、バルセロナ…。ときに愉快で、ときにちょっぴり悲しい。でも、美味しい食事と素敵な人々がいつも心を癒してくれるのです-世界的に有名なシェフのウォルフガング・パックやアリス・ウォーターズ、俳優のダニー・ケイ、文筆家のM.F.K.フィッシャーなどの有名人も登場し、夢のような食の世界が展開されます。登場する料理のレシピ付きで、料理のプロも、そうでない一般の人も、存分に楽しめてお腹がすく一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 後半に行くに従って『落ち込んだときは料理を食べよう』になっている。
    まあ、人が作ってくれたご飯は美味しいけどね。

  • だいぶ前に読んだので内容はあやふやだけど…
    読み終わって、期待してた話じゃなかったことと、外国の人の名前と訳の文章ってこの本に限らず、どうしてもスッと入って来ないっていう印象しかないです。

  • ロサンゼルスで有名なフードライターの駆け出しの頃から、恋と別れとビジネスでの成功へと登ってきた足取りの回想。

  • どこかでお勧め本として紹介されていた本。
    タイトルに引かれました。

    フード・ライターとして活躍する著者の半生記。駆け出しの頃から奮闘し、成功するまでの手記です。
    いろいろなことが起こり、まるでハーレクイン小説のようにキラキラした内容ですが、フィクションではなく自叙伝だというのがすごいところ。
    現代版アメリカン・ドリーム・ストーリーとなっています。

    ただ、『ブリジット・ジョーンズの日記』といい『食べて、祈って、恋をして 女が直面するあるゆること探究の書』といい、現代社会で働く英米女性を主人公とした作品は実は苦手。

    これもやはり、私の好みではありませんでした。

    主人公の自我が強くて、好き勝手に生きている感じにどうにも共感できず、読み進めるのがつらかったです。
    欧米では、そういう姿勢がかっこいいとされるのでしょうが。
    この作品のヒロイン、ルースは、既婚者ながら何度も不倫(浮気ではない表記)を楽しんでいるので、なんだかなあと閉口します。
    アメリカの読者は、こういう暴露本的内容が好きなのかしら?
    延々とモノローグの続くドキュメンタリーのようで、よくここまであけすけにプライベートを書けるものだなあと、圧倒されました。

    ただ、話を彩る料理の話は、豪華でおいしそうなものばかり。
    読んでいると、レストランでの光景が目に浮かび、贅沢な気分になります。
    ルースは、レストラン批評家であるため、さまざまなレストランを訪れて、錚々たる食の専門家と興隆しますが、自分でも料理を行います。

    料理人の名前も多く登場しますが、私はウォルフガング・パックかしかわかりませんでした。
    アメリカ人なら、ピンとくる店名ばかりかもしれませんが、馴染みのない店の話よりも、私は料理のシーンの方が印象的でした。
    レシピも載っていて、料理本のよう。どれもアメリカ風の味付けのようです。

    自分には合いませんでしたが、好みの問題なので、こうした本がしっくりくる人もいることでしょう。
    『プラダを着た悪魔』などが好きな人にはお勧めの、サクセスストーリーです。

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