- Amazon.co.jp ・本 (107ページ)
- / ISBN・EAN: 9784893614346
感想・レビュー・書評
-
【概略】
1作目2作目と同様、人に優しくなれるメッセージに加え著者によるエッセイが書き下ろしされた3作目。
2021年12月28日 読了
【書評】
勢いにまかせてそのまま3作目まで読み切ってしまった。「読む」という行為よりも、「いつもそばに置いておく。ふとページをめくって思索に耽る」ってパターンがよいとは思うのだけれどもね。一度読んでその内容を記憶しておくことと、読んだ内容のように他人に対して優しく包み込むような生き方ができていることって、全くの別物だしね。
もちろんメッセージも刺さるのだけれど、やはりエッセイがきたね。今回は「私ハ誰デスカ?」というものから「変化し続けるものの中で、変化しないものを見つける」というところ。回転が速い、消費されるサイクルが早い現代で、変わらない部分ってなんだろう?っていつも思っていて。より普遍的なところに重きをおいてコンテンツを作り続ければ、時代に逆行してハイコンテクストなものを作り続ければ、実はつながりが深い応援してくださる方達って、気づいたら自分の周囲にいるのではないかなとか、そんなことを思ったりしてるのだよね。別に芸能人みたいなポジションにいきたい訳じゃなく、純粋に英語落語で世界を笑いと感動で包みたいと思っているから。そんなことを思いながら読み終えた。
今作も含めた3冊、やはり定期的に手に取って眺めたいなぁ。ココロの保湿剤。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
出国前、送別会を開いてくれた生徒会の1人からプレゼントしてもらったもの。哀しい時も、淋しい時も、みんな気持ちは繋がっているんだな…と心から実感できる本です。とても優しい気持ちなれる文章に溢れていて、所々に心温まるメッセージと可愛いイラストが挿入されています。淋しい気持ちなってしまったときにこの本を読むと、私は1人じゃないんだと思い直せます。そんな元気の源がいっぱい詰まっている素敵な本です。シリーズ化しているので、他の作品も読んでみたいな♪