まんが編集術

著者 : 西村繁男

• 白夜書房 (1999年4月1日発売)

作品紹介・あらすじ

一年間にわたるロング・インタビューを完全収録!主要ヒット作の裏側から、ジャンプ方式によるヒット作のノウハウまで、まんがの完全メイキング・オブ・ブック。

感想・レビュー・書評

[teshigawaraさんの感想 · 2020年9月28日]

　荒唐無稽でいいんだけど、結局、それに説得力がないといけないんですよ。読者が、「なんだこれ」ってバカにするような荒唐無稽はダメなんだけど、気がついたら、読まされていたという、そういう荒唐無稽さってものはまんがに必要なんですよ。ぼくはそれをエセリアリズムっていってるんだけど、要するに本当らしく、どうやって思わせるかっていう、そういうフィクション性っていうのはまんがに絶対不可欠なものだと思うんです。

[もりさんの感想 · 2008年12月8日]

2008/12/7購入

[イシカワさんの感想 · 2005年12月24日]

８０年代〜９０年代初めの少年ジャンプ絶頂期の編集長が綴る「少年ジャンプ」にまつわるお話の数々……。（元）編集長の漫画家さんの個人的な好き嫌いがよくわかります……。

著者プロフィール

1947年高知生まれ。絵本の仕事に『絵で見る日本の歴史』で絵本にっぽん大賞、『絵で読む広島の原爆』で産経児童出版文化賞、『やこうれっしゃ』『おふろやさん』『チータカ・スーイ』（いずれも福音館書店）、『にちよういち』で児童福祉文化賞、『がたごと がたごと』で日本絵本賞、『はらっぱ』『ピチクルピチクル』『おばけでんしゃ』（いずれも童心社）、『おでんざむらい』（くもん出版）、『雪むかえの村』（アリス館）、など多数。

「2007年 『絵本もうひとつの日本の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」