ぴのきーにょ 同人作家コレクション (27)

著者 : ぴのきーにょ

• ふゅーじょんぷろだくと (2005年9月24日発売)

感想・レビュー・書評

[あぷろさんの感想 · 2006年11月6日]

■何と言いますか、この書き手様の絵のソレは前々からひれ伏していたのですが、こうして厚い一冊の本で読んでしまうと、話の方にもぐぐぐ・・・と入って行ってしまいます。■十数年前、初めて高河ゆんさんの話を読んだ時、ちょうどこんな感じでしたね〜。でもあの時は『外に向けられた切っ先』みたいな感じでしたが、この方の場合は『内に向けられた切っ先』ですね。人間の内も、外、宇宙に劣らない位深いのです。それがよく分かります。■内容としては・・・まず『NARUTO』。あの原作の絵に騙されがちですが（自分が）、ホンとーにどろどろの世界観なんですよね、コレ。一昔前生活の半分傾けてのめってた（笑）のですが、展開に付いて行けず放りっぱなしだったので、久しぶりの感慨。■次『デスノ』。これも色んな意味でたまりません。ザクザク来ます。原作で、Lがいなくなった後の、Lを演じる月の仕事って見たかったなぁ・・・。触発されて思わず去年自分で書いたの引っ張り出して来てしまいました（元々整理はするつもりだったのですが、勢いで部屋で囲ってしまったので、興味のある方はどうぞ）。■あと細かいの二つ程ありました。（びっくりしたトライガンやってたんだぁ・・・）　・・・無茶を承知で言うとすれば、このサイズでなくもちょっと大きいサイズで見たいコミックでした。