詩人の魂は記憶の底より多くの思い出を呼び起こす。回想の中より甦った人々や事柄は再び新しい命のひかりを得て、著者の心に新たなる風を吹き込む。
昭和12年、佐賀県生。同34年、大野林火に師事。平成6年、「百鳥」創刊主宰。句集に『朝の舟』『百鳥』『大地』(俳人協会賞)、著書に『現代俳句の山河』(俳人協会評論賞)ほか。現在、公益社団法人俳人協会会長。NHK学園「俳句春秋」選者を務め、NHKの俳句番組に度々出演。その他、朝日新聞、愛媛新聞の新聞俳壇選者や俳句総合誌「俳句界」「俳句αあるふぁ」の選者も務める。 「2021年 『句集 恒心 角川俳句叢書 日本の俳人100』 で使われていた紹介文から引用しています。」