気剣体一致の改

著者 :
  • ビーエービージャパン
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  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894223936

作品紹介・あらすじ

最大にして最小、最短、最速そして最強!孤高の武芸者は圧倒的神速を駆使し、ここまで消えた!『気剣体一致の武術的身体を創る』につづくシリーズ第二弾。黒田鉄山の本質に迫る剣術編を完全収録。武術的身体を手に入れた天才が己の命を懸けて全技術を解説する。

感想・レビュー・書評

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  • 帯裏
    剣をささえる見えぬもののあることを知ってからは、型がすべてを教えてくれた。
    型こそ、膨大なる遺産そのものであった。
    私が最大最小理論と名付けた運動理論もそんな中のひとつである。
    古人は太刀を最速、最短にして最強に打ち振るため、我が命を守るために最短の直線運動を追求した。
    そこに直線に支えられた円運動が生まれたのである。
    そう、これは明確な技術であって、けっして名人達人のみがなしうる摩訶不思議な、神妙なる術ではない。

    振武舘黒田道場に伝わる剣術の伎倆と理論を大公開!

    本書は、月刊「秘伝」誌に連載された「私の武備誌」第二十六回から第四十七回までの剣術編を、全体にわたり筆をいれなおし、まとめたものである。

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著者プロフィール

指導監修◎黒田鉄山 くろだ てつざん 第十五代振武舘宗家

幼少より祖父(泰治)や父(繁樹)から家伝の古流武術五流派を学ぶ。'70年、20歳にして、古武道八段範士の称号を受ける(大日本武徳会)。「型は実戦の雛形ではない」との考えの下「武術的身体」の探求として型を研鑽。力を否定した古伝術技の方法論を実践・指導し、斯界において高い評価を得ている。

出演◎中達也 なか たつや 日本空手協会総本部師範:七段
13歳で和道流空手に入門。目黒高校・拓殖大学(空手道部)で、優勝・入賞多数の活躍を見せる。'89年、日本空手協会総本部指導員となり、第35回全国大会では、個人組手で優勝。一方、映画(『黒帯』西冬彦原作)出演という異なる分野でも活動し、多くの注目を集める。青年のみならず大人の自己修練の場として、空手協会・大志塾を主宰。

協力◎振武舘

「2022年 『DVD 神技の稽古会 第二巻 剣術居合編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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