- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894237285
感想・レビュー・書評
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憎き(にっくき)雑草!とおもって
せっせと草取りに励んでいましたが、
じっちょりんたちの地道な活動?
なのかとおもうとホッコリする。
ところで、「じっちょりん」て?
造語ですか?
なんかセンスあります。
雑草の名前も確認できたし、
ちょっと雑草にも愛情がでてきちゃう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
じっちょりんがあるいたみちを探して、散歩に出かけたくなる絵本です。
じっちょりんの家族はアリなの?と思いましたが、どうも違ったよう。
とてもとても小さな生きものです。
ボタンのテーブルをかこんで食事をしているすがたがなんとも可愛らしい
たべないでとっておいたたねをドングリの帽子でつくったたねかばんにしまい
さあ、みんなでしゅっぱつ
コンクリートのみちや かべのすきまにたねをうえていきます
おおきないぬにおどろいたり おんなのこのくつにのって横断歩道をわたったり
たいようがしずむころ かいだんのてっぺんにのぼっていくとそこには・・
大人もいつのまにか子どもの目線で絵を眺めていることに気づかされます。
心がふんわり温かくなりました。
身近な植物たちが生き生きと描かれています。
黄色い花のカタバミ、ふくらんだ実は今にもはじけて飛んでいきそう。
ハルジオンのつぼみは恥ずかしそうにうつむいていて。
なずな(ペンペン草)のシャラシャラと鳴る音が聞こえてきそうです。
昼と夜で植物たちの違いもしっかり描き分けられていました。
葉を閉じたカタバミや他の植物たちに守られて眠るじっちょりんの家族がしあわせでありますように。
(かくれているちいさなハート探しも楽しめました)
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ちいさなちいさなじっちょりんのかぞく。
はなびらやはっぱ、かふんにみつは食べるけれど、はなのたねだけは食べないでとっておき、どんぐりのぼうしでつくったたねかばんの中にしまっておきます。
そして、かばんの中が、たねでいっぱいになったらしゅっぱつ!
コンクリートのみちやかべのちいさなすきまのなかに、たねをうえるのでした。
田舎はもちろん、都会でも道端で見かけることのあるいろいろな植物の名前も書いてあるので、子どもと一緒に読んでお散歩すると楽しそうです。 -
ひめおどりこそうに、おおいぬのふぐり。
子どもが小さい時、すごーく時間をかけて歩いた春の道を思い出します。 -
ひさびさにわたしの中での大ヒット絵本です。
アスファルトの割れ目や
ほんのわずかにある土から咲いた草花たちの秘密は
「じっちょりん」にあったんだ!と思える
このしあわせ。
これを「ケッ....」と感じるかそうでないかで
この絵本のたのしさはまるっきり変わってしまいます。
かわいらしい絵になごんで
いつまでもじーっと眺めてしまいたくなります。 -
5分くらい。
道の隙間に生えている草花は、じっちょりんたちがタネを埋めているから。 -
植物の勉強もできるし、最後の足どりの軌跡は見ものですね!!
読み進めていたら、これはまさかこびと図鑑??と思いました。こびと図鑑の作者はここからインスピレーションを得たのか??と感じさせる作品でした! -
想像の虫になるのかな?のじっちょりんと、家族のシリーズもの。人の生活に溶け込むように暮らしているじっちょりんたち。普段の生活の近くに素敵な自然がいっぱいあることを感じさせてくれます。不思議な世界観のシリーズです。
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名前がちょっと変わってる。仲良し一家。
毎日楽しく過ごしてる。自由そうだ。