くじびき勇者さま2番札 誰がお荷物よ! (HJ文庫 し 2-1-2)

著者 : 清水文化

• ホビージャパン (2006年12月1日発売)

作品紹介・あらすじ

「くじびき」の神事により、救国の勇者に選ばれた剣士ナバルと、その従者に選ばれた修道女メイベル。脳ミソ筋肉のナバルと、学者顔負けの博識で何でも解説を始めてしまうメイベルの凸凹コンビは、何かとぶつかり合いながらも、それなりに順調な旅を続けていた。だが、そんな2人の前に、対立する異教徒・ドラゴン教徒が立ちはだかる。さらには、強大なドラゴンまで現れて…清水文化が贈る近世風ファンタジー、驚天動地の第2弾。

感想・レビュー・書評

[suzuki-takefumiさんの感想 · 2012年5月23日]

山の高さが年に二センチ伸びているというのが把握できるだけの技術や周囲の人々の理解力がある一方で、銃器はまだまだ発展途上というテクノロジーギャップがすごいな。伏線か？　主人公の凹凸コンビは良い感じ。

[中山バスターさんの感想 · 2011年11月22日]

くじ引きにより次の行き先を決め、ドラゴン病の原因を探るくじ引きを信じる堅物の勇者ナバルとまったく信じない従者メイベルの物語の第2幕

1巻の巻末で旅に出た二人。
相変わらずの軽快なやり取りがとてもいい。
完全なファンタジー作品であるが、メイベルの理論だって行動するのであんまりファンタジーっぽくない仕上がりになっている。
一番面白いのはとある事情でフライパンで戦うことかな(笑)

[F.keyさんの感想 · 2011年1月27日]

勇者ご一行がようやく旅立ったわけですが。フライパン強いな(笑)いや単純にナバルが強いのか？まさか銃器と日用品が同じ立ち回りに出てくる物語を読むことがあるとは思わなかったです。個人的にメイベルの薀蓄語りは好き。あとクラウとパセラも忘れられず出てるのは嬉しいところ。