- Amazon.co.jp ・本 (130ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894322554
作品紹介・あらすじ
"こどもの本の探偵"が受けたたくさんの「教科書で読んだお話」を探す依頼を一挙公開。心に残る名作とともに懐かしい国語の授業へタイム・トリップ。
感想・レビュー・書評
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あった!あった!と懐かしい教科書の中の物語がいっぱいありました。
子供に「これ、どんな話かしってる?」と聞いておきながら、私が最後のオチを言ってしまい、「なんでゆーの!」と怒られました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【展示用コメント】
たまには童心に戻ろうか
【北大蔵書目録へのリンク】
https://opac.lib.hokudai.ac.jp/opac/opac_details.cgi?lang=0&amode=11&place=&bibid=2001123779&key=B151608330508754&start=1&srmode=0&srmode=0# -
最初の『この本読んだ、』が好きだったので、2作目も当然のように読む。これも残念ながら手放してしまったけど、久しぶりに見ると、表紙の雰囲気もすてきで、また読みたくなった。
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教科書で読んだ話をもう一度読んでみたいけど、作者も題名もわからない・・・そんな方は結構いるのではないでしょうか?そんなあなたの為に、日本でただ一人の『こどもの本の探偵』赤木かんこさんが送るブックリスト。
学期初めに教科書が配られると、真っ先に国語の教科書を最後まで読んでしまっていた頃を思い出しました。
こんなに短いのにリズムが良く上質のミステリィである「はなのみち」、高慢な友達の蝶の標本を盗む「少年の日の思い出」では謝っても許してはもらえないと言う教科書らからぬラストが衝撃でした。そして習ったことのあり人なら十中八九覚えているであろう「くじらぐも」!作者の『中川季枝子』さんのインタビューが載っていて、教科書用として作られた話であるとか、地域・男女問わず楽しめる話しにしなくてはという教科書ならではの難しさなどを知りました。そんな苦労の上に、あの心に残るファンタジーができたんですね。
さらに私も気になっていた『ほたるぶくろ』を探す話「大きい1年生と小さい2年生」おお!っと思ってんですがなんか違うような・・・確か教科書ではなく月刊誌の様なもので読んだように記憶してたんだけど・・ん~これはもう一度読んでみるしかない。
とにかく懐かしくて楽しめました -
図書館でよく聞かれるのは、やはり絵本についてです。
とにかく次から次に出版される本についていくことと、定番の本を知ることは、重要な仕事だと思います。 -
「本の探偵」として知られている、あかぎかんこさんの著書。
本著には、教科書で読んだお話が幾つか紹介されています。
この本の登場は、私にとっても待望といえるものでした。
本が大好きだった私は、教科書に載っているお話にも夢中になったり、
大好きなお話が忘れられなかったり・・・。
せっかく残しておいた小学校からの国語の教科書は、いつの間にか親に捨てられていて、
それを知った時は、かなりショックを受けました。
今でも「取り返しの付かないことをした」と思っているほど。
大好きだったお話の中には、絵本になっているものもありましたが、
どんなに探しても見つからないものもやっぱりあったのです。
しかし、記憶というのは曖昧というか頼りにならないものだと、この本を見て思ったこともまた確か。
それまで知らずに頭の中からスルリと抜けていた、懐かしいものとの出会いもあったのですから。
とはいえ、嬉しい驚きとはなりましたけれどね(笑)。
皆さんは私と同じような思いをなさったことはありませんか?
懐かしいあのお話に出会えるかもしれませんよ。