- Amazon.co.jp ・本 (125ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894326637
感想・レビュー・書評
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借りたもの。
フェリシモの『幸福のチョコレート』バイヤー・みりさんのチョコレート探求記…といっても探すために奔走している話ではなく、世界のチョコの傾向や、行った国でのハプニング等、ちょっとした旅行記のような体裁。
手書きのイラストで町の雰囲気が伝わってきたり、海外渡航のちょっとしたハプニング等、楽しみが溢れている。
フランス・アンジェのケルノン タルドワーズの青いチョコを筆頭に、掲載されているチョコには個性があり、二つと同じものは存在しない。
味もさることながら、ジャケ買いしたくなるものも。
カカオの話については、その長い歴史やフェアトレードの問題などはちょっとだけ。
バイヤー・みりさんのお仕事内容を垣間見たり。
一貫して言えるのは、その幸福感。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者のバイヤーという仕事に対する情熱、チョコレートに対する愛情がぎゅっとつまった本でした。紹介されているチョコレートはどれも魅力的で、おいしそう。食べたい。
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もう少し詳しく、チョコレートの業界のこととか、
商流、物流のこととかわかると良かったかな。 -
チョコレートが愛しくなる本。
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フェリシモで扱っているチョコレートのお店にバイヤー日記、チョコレートの豆知識など、結構読み応えがありました。
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通信販売のバイヤーさんのチョコ漫遊記。
まあ、わかりやすく言うとインフォマーシャル本ですw
でも、チョコに対する愛情が伝わってきてなかなか楽しかった。 -
これは、通販フェリシモの冬の定番、
『幸福のチョコレート』と題されたカタログとセットで読むべし!
そもそも、この本の作者が『幸福のチョコレート』の担当バイヤーの方で、
カタログに掲載するとっておきのチョコレートを求めて
世界各国(の、ショコラティエ)を駆け回った時のエピソードを
美味しく詰め込んだのがこの本なので、
カタログと一緒に読んだ方が、面白さ100倍。
本を読み終わってしみじみと遠い異国の地にいるパティシエの方を想い、
店頭に並べられた輝くチョコレートたちを想い、
それからカタログを改めて開くと、
それまではただの「商品説明」でしかなかった1ページが、
途端に雄弁に自身の歴史や物語を語り始める。
食べたくなる。
過程そのものがスパイスなのだ、と、
つくづく痛感させられた。
本来ならばここにいるまま食べられるものではないのだ。
時間とお金をかけて、
フランスの片田舎や、ベルギーの街中や、
スペインの大通りや、アメリカの大都会に行かなければ手に入れられないもの。
それが、チョコレートの方から頑張って、
包まれて飛行機に乗ってトラックで運ばれて、
何日もかけて私のところまで来てくれるのだから、
これはもうドラマだよなぁ。
あとは、チョコレートの背後に作り手さんの顔がよりハッキリ見えるようになる。
カタログの小さな紙面ではさすがにこの本のような詳しい説明は載せられず、
大雑把な紹介が限界なので、より詳しく各ショコラティエの経歴を知れて嬉しい。
難点は、読後にチョコレートを大量に注文したくなってしまうということくらいか。