魔の沼 (ジョルジュ・サンドセレクション 6)

著者 : ジョルジュ・サンド 持田明子

制作 : M.ペロー  持田 明子  大野 一道 

• 藤原書店 (2005年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[釉（ゆう）さんの感想 · 2010年3月4日]

サンドの初期の田園小説。
19世紀の小説らしく、饒舌。
でも、現代人の目から見ると、
「ええ～っ、それで良いんですか？」と
言うのも事実。

とことん小説のロマンを楽しむなら、
やっぱり「愛の妖精」の方が好き。

（付）として田舎の結婚式のあれこれが書かれているけれど、
これも好きな国や地方なら、面白く読めるはず。
でも、特に興味のないエリアだとすると…退屈…