日本的平等主義と能力主義、競争原理: 新たな連帯は可能か

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  • 法政出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894411494

感想・レビュー・書評

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  • 著者の事はまったく知らずに、図書館で偶然手にとった本。著者の思想を全面に出しているが、納得する部分も多くあった。特に、教育の問題は興味深かった。日本の教育は建前上平等主義を謳っているが、実際は偏差値という土俵で激しい競争を行っている。しかし、この同じ土俵での競争は優勝劣敗を産み序列化を進めることになる。真の競争とは他者との違いを志向する事で、そうすれば共存共栄が可能になるであろう。

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著者プロフィール

1946年生まれ、1974年京都大学大学院博士課程哲学専攻修了。
現在、京都橘大学名誉教授、NPO福祉法人おひとりさま理事長。
〔著書〕『現代正義論』(青木書店、1998年)、『グローバリゼーションの正義論』(明石書店、2007年)、『格差とイデオロギー』(大月書店、2008年)『革新の再生のために』(文理閣、2012年)など

「2014年 『成長国家から成熟社会へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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