キャッシュフローで会社を強くする: ファンドマネジャーが見る経営力

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  • フォレスト出版(株
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894511125

感想・レビュー・書評

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  •  本書の良い点は、著者に確かな業績があり、投資家として優れている点だ。辛口、というよりは口が悪く、文章がまとまっていないため、わかりにくい印象を受けるのが難点。逆に、ねばりのある文体ともいえ、考えを深めたい人には最適。よって初心者や、スピード重視の人には向かないと思われる。

  •  本書の良い点は、著者に確かな業績があり、投資家として優れている点だ。辛口、というよりは口が悪く、文章がまとまっていないため、わかりにくい印象を受けるのが難点。逆に、ねばりのある文体ともいえ、考えを深めたい人には最適。よって初心者や、スピード重視の人には向かないと思われる。

  • ファンドマネジャーとして日本企業を分析してきた著者による、80年代〜90年代前半の土地の含み益に頼る企業が多い中にあってキャッシュフロー重視の経営を行っていた数少ない企業のケーススタディ。売掛債権・買掛債務、在庫、減価償却と設備投資、不動産在庫の4点に絞って対象企業がキャッシュフローを改善する為にどのような努力をしているかを解説している。初版は94年、増補版の本書は01年と古いが、内容は今でも十分通用する。戦後の日本型経営でもアングロサクソン型でもない、新しい日本型経営を育てていこうという著者の言葉に共感。

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著者プロフィール

日・米・欧で活躍するファンドマネジャー。一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了後、ドイツ・ケルン大学、イギリスLSEに留学。野村総合研究所研究員、ロンドンのチェース・インヴェスターズ、ニューヨークのAIGグローバル・インヴェスターズを経て独立。欧米ファンドのグローバル株部門でトップクオーターを続ける成績をあげる。これまで訪問した日米の会社は1500社を超え、その徹底した現場主義には定評がある。著書に『ブレないトランプが世界恐慌を巻き起こす』他多数あり。

「2019年 『米中壊滅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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