図解!会社にお金が残らない本当の理由 (FOREST Illustration books)
- フォレスト出版 (2006年10月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (162ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894512429
感想・レビュー・書評
-
1
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中小企業の節税対策や経営方針を事細かく解説。これを見るとサラリーマンにかされている税法もそんなにわるくないと思えるし、逆に個人事業主には厳しい。この事実を知ることなく起業しそもまま転落という悲劇を招く前に、この本を読むことをお勧めする。
-
中小企業会計の内容が中心だが、日々の生活にも応用可能。また、金融機関の経営判断に活用できそう
-
再読した。「お金が残らない理由」ではなく、「会社資産を合法的に資金分散するコツ」の本。割り切りのような話。
・一人当たり付加価値
・労働分配率
・一人当たり経常利益
・ROA(総資本経常利益率) -
20140731借りたが読めず。また、借りる!会社経営で知っておきたい基本的なことが書かれている。20140930また、一旦返却。
-
システムを知っているか、知らないかが大きな差
多くの人が忘れている「ビジネスのルール」とは?
もう一度考えよう「ビジネスのルール」 ほか
2 ビジネス環境を支配する「7つのシステム」の正体
ビジネス環境を支配するシステム(1)「収入」その1・ビジネスを拡大するために実行すべき3つのこと
ビジネス環境を支配するシステム(1)「収入」その2・ビジネスは複眼で考えよう! ほか
3 お金を残すために知っておくべき「4つの数字」
絶対におさえるべき数字は4つだけ!
絶対におさえるべき数字(1)「一人当たり付加価値」―あなたの会社の社員はいくら稼ぐのか? ほか
4 合法的な「裏金」の作り方&残し方
役員報酬は給料ではない!「ただの数字」です
合法的「裏金」の正しい使い方 ほか
5 ビジネス万有引力の法則
収穫逓減の法則
1・3・5の法則 ほか
■コントロールすべき経費
⇒会社の経費で問題とすべきなのは、休日でももっていかれるもの
⇒つまり、人件費、利息、リース料などである
■借入れの基本ルール
⇒借入れは、「レバレッジ」が効くときのみ行うもの
⇒借入金を運転資金に充てるなど、もってのほか!
■中小企業に低価格戦略はムリ!
⇒中小企業においては、戦略なきまま、安売りをするくらいなら、ビジネス自体やめた方がいい
⇒価格を決めているのは、社長の挑戦する姿勢の有無!
★ビジネス万有引力の法則
◆一応この部分の内容も原本に記載されていますが、その中からいくつか・・・。
■収穫逓減の法則
⇒1つのビジネスを大きくするより、会社を複数持つ方が有利
■1・3・5の法則
⇒「1億、3億、5億」という風に、売上や貯金で何故か「1,3,5」の踊り場がある
⇒そこで逆らわずに、支出をうまくコントロールするとよい
■プッシュカートビジネス
⇒「プッシュカート」とは「手押し車」のことで、プッシュカートビジネスとは、遊園地でポップコーンをワゴンで売るようなビジネスを言う
⇒利回りを最優先させるこの方法は、中小企業向き
【読後の感想など】
◆えーっと、本業絡みの本なので、あまりコメントはしたくない自分(爆)。
内容的には、もちろん、過去に出ているこの本がオリジナルです。
上記の原本を読まれてない方には、とりあえずオススメ。
原本は何たって、「昨今のビジネス会計本の元祖」と言っても良い位ですし(笑)。
◆ただ、既に原本を持ってる方が、新たな気づきがあるかというと、ちとビミョウ(笑)。
そもそも、岡本サン自身、日頃から節税をムリには薦めていませんので、例えば新税制での改正点についての対応を、読者がこの本に期待するのはどうかと(笑)。
もちろん、理解しやすさでは断然コチラなので、原本が難しかった方には一度は手にとってホシイですね。
◆それと、個人的には、本書のマーケティングが気になりました(笑)。
「図解本として1260円で大型本を出す」のと、「普通の大きさの本を図解本と同じロジックで作って(図解本と同じ2色刷りです)1500円弱で売る」のと、どう利益が違うのか。
また、この本が売れた場合に、フォレストさんとしては同じパターンで本を出されるのか。
・・・むしろフォレストさんこそ、新書に参入されてきてもいいような(笑)。
ただ、「原本とどちらを選ぶ」と言われたら、私は迷わずコチラを選びますね(笑)←図解本好き(笑) -
ビジネス、事業の経営というものに対して、
気づきが得られるかと思い読んでみた。
会社にお金を残す方法とは?
ビジネスの基本的なルールとは?
経営者がおさえておくべき数字とは?
合法的裏金、内部留保とは?
やってみなくちゃわからないけど、
あらかじめこういうことを知っておくことも大事だな。 -
PART1から
・経営は利回り。銀行預金より低い利回りなら銀行に預けておいた方がいい。同様に、大企業(上場企業)よりいい利回りじゃなきゃいけない。
・役員報酬で節税する場合は、役員報酬はただの仮払いだと思わなければならない。
PART2から
・ビジネスを支配する7システム(1)収入
└客の数×平均販売数量×購入頻度
・ビジネスを支配する7システム(2)支出
・ビジネスを支配する7システム(3)借り入れ
└借り入れることでレバレッジを聞かすことができることがルール。
・ビジネスを支配する7システム(4)税金
└社会保険には入らず国民年金、国保が得。
・ビジネスを支配する7システム(5)決算書
└決算書は税金を算出するための数字。決算書が読めても経営はできない。
・ビジネスを支配する7システム(6)価格
└中小企業に低価格戦略は無理。高価格で。
・ビジネスを支配する7システム(7)リスク
PART3から
・一人あたり付加価値(粗利)1500万を目指す。
・付加価値(粗利)のうち、20%を役員報酬、30%を社員給与にするのが適正な労働分配率。
・一人あたり経常利益200万円以上を目標に。大企業と競う。
・ROA(総資産経常利益率)20%が目標。総資本が少ない初期は50%。
PART4から
・所得1600万の会社を一つ持つより、800万の会社を2つ持った方がいい。
・徹底的にお金を使わずに行うビジネス「プッシュカートビジネス」。
・3つの戦略×7つのマーケティング。計21の竿を出す。 -
*環境を支配する7つのシステム
1 収入
・お客の数を増やす
・お客一人当たりの販売数量を増やす
・購入回数を増やす
満遍なくそこそこ偏らずにやる事。
2 支出
コントロールすべき経費
人件費、リース代、家賃
敷金は払わない。
3 借入
銀行にリスケをする
4 税金
5 決算書
決算書の利益は本当の利益ではない!
6 価格
高く売れる努力をすること
7 リスク
本業以外はリスクでしかない。
お金を残す4つの数字
1 一人当たりの付加価値
2 労働分配率
3 一人当たりの経常利益
4 ROA -
中小企業のお金の話。自営業の方が会社組織にする最大の理由が書いてあります。起業する際には参考にしたい。