「1日30秒」でできる 新しい自分の作り方

  • フォレスト出版
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感想 : 57
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  • Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894512979

感想・レビュー・書評

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  • 前回、サッカーの長谷部選手の本を読んで、意識して自分を整える事の大切さを学んだけど、その時いったい何をして、何を考えたらいいのかな、と考えていた。
    その答えが見つかった。
    「夜寝る前に、とにかくありがとうをいうこと」「鏡の前でとにかく笑ってセルフトークすること」「光合成を意識すること」

    ・体を通して心を少しでも健やかにというアプローチが新鮮だった。
    ・さらっと読めた。
    ・どれも具体的で行動にすぐに移せそうなところがよかった。

  • 仕事をしてると何が正しいのかわからない事もあるし、理論的に正しくてもそればっかりでない事が多く悩んでました。

    そんな時に出会った本です。

    ある事象をネガティブな発想で考えているつもりはなくても、結果的に悩みを自らが膨らませすぎているんだと教えてもらった気がします。

    -おわりに-がすごく良いなーって思いました。

  • 『新しい自分の作り方』
    (田中ウルヴェ京)
    〜〜おわりに〜〜 より
    バランスとは何か。
    天秤の片方に「自分のことを客観的にら見られる」という「自己客観力」、もう片方に「内なる自分を掘り下げる」ことのできる「自己内省力」、そして、その右と左の皿をいつも均等に保つことのできる「自分という軸」を持ち続けるということです。

  • よかった
    最後に作者の言葉が書いてあって、人を元気に、人に影響を与える人はやっぱり自分の気持ちをしっかり持ってるなって思った。
    なんか私が先生になりたい理由と似てる気がした。
    1日30秒、積み重ねが大切

  • 【目的】
    ・気持ちをコントロールする具体的なテクニックを知る。

    【結果】
    ・ふろで顔をマッサージする。
    ・3つの願いをすぐ言えるようにしておく。

  • それほど難しい内容は書かれていないので、一気に読む事ができる。1日30秒でできるプロセスがたくさん書かれているので、一気読みした後に1日1つずつそのプロセスを実行していくと効果が発揮されるのだとおもう。

  • 自分自身の感情を認識し、ストレスが少なくなるよう対処する為の技術。
    ネガティブに考える所を認識し、ポジティブに捉えられるよう、訓練する方法や、ストレスを感じにくくする習慣を学びました。

    読み物としては、量も少なく、簡単で、ストレス無く読めます。
    読み終わった時、ポジティブな気持ちになれます。

  • ソウルオリンピックのシンクロデュエットで銅メダルを獲得した後、アメリカでスポーツ心理学等を学び、現在はアスリートからビジネスパーソンまでメンタルトレーニングを指導している著者。コーピングの技術を解説してくれており、和田裕美さんの『陽転思考』に似ているなと思ったが、思考だけでなく『呼吸法』『クリップ法』や『光合成を感じる』など、どのように行動したらよいかの具体的な提案まであるのがポイントだった。行動を変えると感情のコントロールが可能になる、ということで、今日からでも活用できそうなメソッド!まずは呼吸法を意識してみよう。

  • 心の4つのサイクル

               感情
    刺激 ⇒ 評価 ⇒  ↑↓
               身体

    仏道でいうと下記とつながる
    色 識⇒想⇒受(楽/苦/不苦不楽)⇒行(欲の行、怒の行) 

  • 自らの行動で感情をコントロールし、変えていく技術=コーピングについて

    コーピングって認知行動療法を基のした技術だそうですが、この本では3つの手法を説明しています。
    言葉を使ったコーピング、心理調整術を使ったコーピング、身体を使ったコーピング。
    感情をコントロールするとは抑制することではなくて調整すること、と説明しているのが印象的でした。
    コーピングの観点からの対処で言うと、怒りたければ怒ってもいい、でも後で取り返しのつかないことまでに自体を悪化させるのは結局本人が損害をこうむることになるので、コーピングが必要。
    あと、大事なのが「自分で調整しているかどうか」ということ。
    自分の感情が起こる「その理由がわかっている」ことが大事らしい。

    言葉を使ったコーピングはセルフトークという手法を使って、自分の思考のクセに気がつく→羅列してみる→良い方向に向かうものと悪い方向に向かうものとに仕分ける→選りすぐる というステップを踏んでいく。
    私も結構感情の触れ幅があるので、何でそう思っているのかを探っていくのは効果があるかもな。。

    おわり書きにあった心のバランスの話も印象的だった。
    天秤の片方に自分のことを客観的に見られる「自己客観力」、もう片方に内なる自分を掘り下げる「自己内省力」その左右をいつも均等に保つことができる「自分という軸」
    これが崩れている状況がどういうものか、を著者の体験が語られていてなるほど~だった。

    手法そのものはあまり特別な事ではなかったけれど、このような事を意識するだけでも自分のはまりがちなスパイラルから抜け出せそう。
    ちょっと愚痴りそうになった時には、何がそういう状態にさせるのか、外から自分の天秤を見るように考えてみるといいのかもしれない。

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著者プロフィール

五輪メダリスト/スポーツ心理学者(博士)/慶應義塾大学特任准教授。1967年東京生まれ。1988年ソウル五輪シンクロ・デュエットで銅メダル獲得。日・米・仏のシンクロ代表チームのコーチを10年間歴任。米国大学院で修士修了(スポーツ心理学)。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科で博士号取得。日本スポーツ心理学会認定スポーツメンタルトレーニング上級指導士として、トップアスリートから経営者・医師・研究者などに心理コンサルティングを行う。また心理学をベースにした企業研修や講演も数多い。国際オリンピック委員会(IOC)マーケティング委員、スポーツ庁スポーツ審議会委員、報道番組コメンテーターを務めている。『人生最強の自分に出会う 7日間ノート 超一流のメンタルをつくる感情整理プログラム』『99%の人がしていない たった1%のメンタルのコツ』ほか著書多数。フランス人の夫との間に一男一女。

「2022年 『心の整えかた トップアスリートならこうする』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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