クロックサイクルの速め方 ~脳が2〜32倍速になる特殊音源トレーニングCD付~

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  • フォレスト出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894514386

感想・レビュー・書評

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  • 苫米地先生の書かれた本の中では比較的頭に入って来やすい一冊でした。具体的な速読のトレーニング法とテキストが付属されており、役立ちます。本の内容は読書の重要性を説き、圧倒的な読書量により抽象度の高い位置から物事をとらえられるようになると自由になれる、というもの(自分なりにかいつまんでまとめた結果)。圧倒的な読書量を達成するには確かな方法を身につけなければなりませんが、第3章でさらっとその方法が書かれています。苫米地先生はこの方法で1日に30〜50冊の書籍を読まれているそうですが、そう簡単にできるものではないです。ですが、自分には無理だと思う自己イメージを破壊し(ゲシュタルトを破壊し)、苫米地流速読術をぜひとも身につけていきたいと思います。

  • 速読、抽象化により、脳のクロックを上げ、一日の時間を長くし、やりたいことをたくさんしましょう、といった趣旨。

    ・無意識で読め
    ・「一ヶ月に300冊読みたい。いままでとはまったく違うレベルの膨大な知識を得たい」と望む人であればこそ、初めて速読術を身に着ける意味が出てくるということです。逆にいえば、毎月300冊読んでみたいと望まない人は、速読などやってはいけません。
    ・人格が高い人とは、抽象度の高い思考が出来る人であり、その人格が高まってこそ、周囲の人はその人が重要な昨日を果たしていると認識するということです。
    ・お勧めする方法は、自分にとって重要ではない本を、片っ端から読んでいくことです。

    いつもながらぶっ飛んだ内容です。月300冊ですか…考えたこともなかった。苫米地本でトレーニングをしてみる。

  • クロックサイクル・グレインサイズの考え方は苫米地氏の2011年~のテーマか?苫米地本を読んでいくにあたりベースとなる考え方となりそうなので、何度か読みなおしたい。

  • クロックサイクル=人間の脳に備わっている物事の処理スピードを上げることで1日が48時間になります。記憶にとどめる術と速読の意義を学びました。

  • 苫米地さんの本はやっぱり興味深い。他の著者と視点が違うので新しい発見が多いです。

    今回の本は速読がメインでした。
    倍速CDを聞きながら音読するだけでも脳の処理速度が高められ、今までより早く本が読めるようになります。

    あとは、読者がどれだけ信じて実践出来るか重要ですね。

  •  苫米地式速読法をマスターするための本ではなく、むしろ読書や速読のみならずものの見方・考え方・向き合い方全般について書かれた本だと割り切るべきでしょう。
     確かに幅広く大いに示唆を与えられました。そういった意味では哲学書・思想書ともいえるでしょうか。
      http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20110429/p1

  • 多量の知識を得ることで、新たな見地を得ることができる。言い換えれば自分の知らない部分を認知することである(さらにこれは謙虚さをもたらす)。

    ただ、その知識の入れ方に関して、自分が必要だと思うものだけに限ってはいけない。

    CDの内容はなるほどと思った。2倍速シャドーイングやってみたが挫折しそうなくらいできない!でも続けてみます!

著者プロフィール

認知科学者(計算言語学・認知心理学・機能脳科学・離散数理科学・分析哲学)。
カーネギーメロン大学博士( Ph.D)、同 CyLab フェロー、ジョージメイソン大学C4I&サイバー研究所研究教授、公益社団法人日本ジャーナリスト協会代表理事、日本外交政策学会会長、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO 兼基礎研究所長。マサチューセッツ大学を経て上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱地所へ入社、財務担当者としてロックフェラーセンター買収等を経験、三菱地所在籍のままフルブライト全額給付特待生としてイェール大学大学院計算機科学博士課程に留学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピュータ科学と人工知能の世界最高峰カーネギーメロン大学大学院博士課程に転入。計算機科学部機械翻訳研究所(現 Language Technologies Institute)等に在籍し、人工知能、自然言語処理、ニューラルネットワーク等を研究、全米で4人目、日本人として初の計算言語学の博士号を取得。帰国後、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、同ピッツバーグ研究所取締役、通商産業省情報処理振興審議会専門委員、早稲田大学研究院客員教授などを歴任。また、晩年のルー・タイスの右腕として活動、ルー・タイスの指示により米国認知科学の研究成果を盛り込んだ最新の能力開発プログラム「 TPIE」、「 PX2」、「 TICE」コーチングなどの開発を担当。その後、全世界での普及にルー・タイスと共に活動。現在もルー・タイスの遺言によりコーチング普及及び後継者として全世界で活動中。一般財団法人サヴォイア王家諸騎士団日本代表、聖マウリツィオ・ラザロ騎士団大十字騎士。近年では、サヴォイア王家によるジュニアナイト養成コーチングプログラムも開発。日本でも完全無償のボランティアプログラムとして「PX2」と並行して普及活動中。

「2023年 『新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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