クロックサイクルの速め方 ~脳が2〜32倍速になる特殊音源トレーニングCD付~
- フォレスト出版 (2011年3月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894514386
感想・レビュー・書評
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苫米地先生の書かれた本の中では比較的頭に入って来やすい一冊でした。具体的な速読のトレーニング法とテキストが付属されており、役立ちます。本の内容は読書の重要性を説き、圧倒的な読書量により抽象度の高い位置から物事をとらえられるようになると自由になれる、というもの(自分なりにかいつまんでまとめた結果)。圧倒的な読書量を達成するには確かな方法を身につけなければなりませんが、第3章でさらっとその方法が書かれています。苫米地先生はこの方法で1日に30〜50冊の書籍を読まれているそうですが、そう簡単にできるものではないです。ですが、自分には無理だと思う自己イメージを破壊し(ゲシュタルトを破壊し)、苫米地流速読術をぜひとも身につけていきたいと思います。
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速読、抽象化により、脳のクロックを上げ、一日の時間を長くし、やりたいことをたくさんしましょう、といった趣旨。
・無意識で読め
・「一ヶ月に300冊読みたい。いままでとはまったく違うレベルの膨大な知識を得たい」と望む人であればこそ、初めて速読術を身に着ける意味が出てくるということです。逆にいえば、毎月300冊読んでみたいと望まない人は、速読などやってはいけません。
・人格が高い人とは、抽象度の高い思考が出来る人であり、その人格が高まってこそ、周囲の人はその人が重要な昨日を果たしていると認識するということです。
・お勧めする方法は、自分にとって重要ではない本を、片っ端から読んでいくことです。
いつもながらぶっ飛んだ内容です。月300冊ですか…考えたこともなかった。苫米地本でトレーニングをしてみる。 -
クロックサイクル・グレインサイズの考え方は苫米地氏の2011年~のテーマか?苫米地本を読んでいくにあたりベースとなる考え方となりそうなので、何度か読みなおしたい。
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クロックサイクル=人間の脳に備わっている物事の処理スピードを上げることで1日が48時間になります。記憶にとどめる術と速読の意義を学びました。
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苫米地さんの本はやっぱり興味深い。他の著者と視点が違うので新しい発見が多いです。
今回の本は速読がメインでした。
倍速CDを聞きながら音読するだけでも脳の処理速度が高められ、今までより早く本が読めるようになります。
あとは、読者がどれだけ信じて実践出来るか重要ですね。 -
苫米地式速読法をマスターするための本ではなく、むしろ読書や速読のみならずものの見方・考え方・向き合い方全般について書かれた本だと割り切るべきでしょう。
確かに幅広く大いに示唆を与えられました。そういった意味では哲学書・思想書ともいえるでしょうか。
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20110429/p1 -
多量の知識を得ることで、新たな見地を得ることができる。言い換えれば自分の知らない部分を認知することである(さらにこれは謙虚さをもたらす)。
ただ、その知識の入れ方に関して、自分が必要だと思うものだけに限ってはいけない。
CDの内容はなるほどと思った。2倍速シャドーイングやってみたが挫折しそうなくらいできない!でも続けてみます!