お金のプロに聞いてみた! どうしたら定年までに3000万円貯まりますか?
- フォレスト出版 (2016年11月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894517370
感想・レビュー・書評
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ちょっと現状の駄目出しが多めで、じゃどうするかが少なめな印象の本。といっても「資産はプロに任せる」「勝手に貯まる仕組みを作る」等色々意識したい点もみつかりました。
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ブログをこちらに書きましたので、宜しければお読みください。
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http://sommelierofbooks.com/business_economy/30millionyen/
『ドルコスト平均法を用いた投資信託』の積み立て投資を
10年以上続ける私がおすすめする
『すべて当たり前のことなんだけど、
ほとんどの日本人が知らない』お金の事実を
分かりやすく書いてくれている本です。
お金が無いけど、投資をしたことが無い、という人は絶対読んでください。 -
分散投資は、種類、国、時期で分ける!
これでもか!ってくらいら例えてくれる。
初心者にわかりやすく、さらに実践的かつ実用的。
海外の選りすぐりではなく、情報操作の末の日本の金融商品。(ともいえる)
とりあえず、ネット証券でiDeCoが老後対策の正解。 -
投資や保険など初心者にわかりやすい、資産形成の話。
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老後に備える貯金はいくらにすべきか、という命題に対して、各個人の状況において異なるのは理解していますが、この本のタイトルにある「3000万円」というのは一つの目安のようです。
今年の春に長女が社会人になり、留学していた次女も先日帰国して、あと2年半で卒業となります。そろそろ先送りにしていた自分の老後も考えなければならない時期となりました。
そんな私にとって、定年まであと何年あるかは法律や制度が変わりつつある中で流動的ですが、この本の内容を参考にして、まずは3000万円を目標にしてみようと思いました。
以下は気になったポイントです。
・お金の定理、1)正しく分散する、2)手数料と税金の少ないほどお金が減りにくい、3)複利で運用すると加速する(p14)
・お金を増やせない4つの崖、1)金利、2)手数料、3)情報、4)年金(p51)
・日本が財政破綻しないのは、国債の大半を銀行や保険会社が保有しているから、なので国民からお金を吸い上げる銀行・保険会社を守るのは当然
・老後資金3000万円の根拠、老後推定支出額(28万円x30年=1億円)から年金受給額7000万円を差し引いたもの、ここに退職金は含まれないので、住宅ローンが残っていなければ退職金も含めて3000万円である(p73)
・3000万円の数字の欠点として、1)持ち家前提、無い場合はプラス30年分の家賃、2)持ち家あっても大規模修繕経費、老人ホーム入居一時金は別途必要、3)自営業はさらに必要、4)平均物価が30年間変化なしという前提(p78)
・海外のラップ口座は小口で安全に売買する目的だが、日本の場合は、回転売買の代わりに手数料を稼ぐ目的で作られた(p98)
・銀行が一番力を入れている毎月分配型は、複利運用できなくなるので冷静に考えると顧客が損をする(p105)
・理解できていない相手に金融商品を売ることは法律違反である(p108)
・楽天証券はREITも含めて信託報酬の少ない商品をそろえている、りそな銀行もバランス型を中心に低報酬のファンドが揃っている(p133)
・日銀が持っている資産(国債、ETF、JREIT、民間金融機関への貸し出し)は、そこそこ流通量が多くて比較的安全な資産である(p148)
・外為法が1998年に改正されて、海外の金融商品について自主的に勉強して自力で手続きをすることはできるようになった。(p192)
・節水シャワーヘッドは、節水だけでなくガス代だ節約できるのがポイント。三栄水栓というシャワーヘッドで、年間2.5万円のガス・水道代の節約となる(p236)
・マネーフォーワードというアプリを使い、クレジットカード、銀行口座を登録すると、自動的に家計簿ができあがる(p238)
・ハピタスをポータルサイトのように使うと、1%前後キャッシュバックしてもらえる、自己アフィリエイトという。ふるさと納税もお得である(p245)
・毎月の固定費を減らす方法、1)生命保険見直し、2)携帯電話見直し、3)LED電灯へ交換、4)節水シャワーヘッド、5)クレジットカード見直し、6)ハピタス利用(p247)
2019年7月19日 -
2017年12冊目
「いますぐ妻を社長にしなさい」の著書有名な坂下氏と1000組以上の家庭のフィナンシャルプランをしたが、今は香港で会社を設立し各地で活動している宮大氏の共著です。
タイトルのとおり、お金を増やすにはどうしたらいいのか?ということを教えてくれる本です。
それは、すごく難しいことではなくて、セオリーはシンプル。
そのお金を増やす「お金の定理」とは、
その1 ただしく分散投資をするとお金は安全に増える
その2 手数料と税金は少ないほどお金が減りにくい
その3 福利で運用するとお金の増え方が加速する
の3つで本書ではこの3点について懇切丁寧に説明してくれます。
その中では日本の銀行や生命保険会社の問題点なども数値や具体例で説明しれくれます。日本の金融機関からみたら、こんなこと書いちゃって!と反発をくらいそうな内容です。
また、お金を貯めるタネ銭の作り方なども具体的。
私も読んでいて多くのことに築かされました。
非常に勉強になる本でした。 -
今の日本の銀行や保険の在り方については、自分も以前から疑問に思っていたので、そういった意味では納得できる部分も多く、3000万円を貯めるための本というよりも単純に読み物として読むことができた。
逆に、お金の貯め方については、リスクの高いもの(株やFX)は絶対にダメ。確実な投信や国債ならOKという話をしつつ、特にやるべきものとして、妻社長メソッドとイデコの2つが挙げられていた。
イデコについては、この本を参考にしながら、少し勉強してみようと思う。妻社長メソッドは、到底無理そう。 -
アインシュタイン「複利は人類史上最大の発見」
①正しく分散するとお金は安全に増える。②手数料と税金は少ないほどお金が減りにくい。③複利で運用するとお金の増え方が加速する。
トマ・ピケティ「勤労所得よりも不労所得の方がお金が増える」
NISAでやって良いのはネット証券のETFとJ-REITのみ。
確定拠出年金でやって良いのは信託報酬0.3%以下のインデックスファンドだけ。特に楽天。iFreeインデックスシリーズ(大和証券)たわらノーロードシリーズ(アセットマネジメントONE)
毎年1.5%以上の信託報酬は❌
買っても良いのは信託報酬0.3%以下のインデックスファンドだけ。
その時々で1番信託報酬が低いインデックスファンドを選ぶのがベスト。
J-REIT、海外REITを入れるのも⭕️
NISA→利益が出る確率は50%未満 -
内容がわかりやすく、実践しやすい内容だと思います!