知的社会人1年目の本の読み方

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  • フォレスト出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894517554

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  • 【目次】(「BOOK」データベースより)
    第1章 “本物の知識”をつける読書こそ知的社会人の基礎の基礎ー「知性」「教養」「創造力」に富む人の読書は何が違うのか?/第2章 「時間」と「労力」をムダにしない本の選び方ー自分の血肉になる本だけを厳選する/第3章 読解力が高まる本の精読術ー速読、部分読みをして、本当に内容を理解できましたか?/第4章 本質を見抜く読書術ー知識を「削ぐ」「つなぐ」作業が創造力につながる/第5章 研究者的「知識の深掘り術」入門ー問題設定から結論を導くまでのシンプルな流れ/第6章 「記憶に残し、引き出す」「積ん読防止」のための情報整理術ー効果的な「読書ノート」と「読書スケジュール」のつくり方/第7章 “社会人としての魅力を磨く”本の使い方ー頭の良さと品格は『古典』『歴史本』『海外小説』『伝記』『電子書籍』がカギ

  • 本の読み方が、学者と実社会では違うもの。

    迷ったら買う。買いそこないを防ぐ。

    amazonのオーディオブックは2~3倍速で聴ける。
    英語の本は、アマゾンイングリッシュで読む。

    読書をプチ卒論として問題設定する。本を読んで、論文にまとめる。
    大きな問題設定→情報収集→気になることを発見→具体的な問題設定→意見収集→結論

    英語の本は、kindleだと安く手に入る。ワードランナーで単語が流れていく。

    Japanknowledge 月額1620円で辞典、四季報などがみられる。

  • 知的社会人とは、
    知性と教養と創造力を兼ね備えた人。

    創造力を養うには、本を自分の深くまで入れ込むように熟読する必要がある。
    得た知識と今までの知識を組み合わせることにより
    特異のモノコトをうみだせる。

    最も印象に残ったのは、本から全てを学ぼうとしなくていい。
    読書は著者との対話と考え、
    他人の人生を疑似体験し、色々な事を学ぶものである。

    知の巨人である本に、ちっぽけな自分を、
    大きな自分へと変えてもらう。
    そのためには俯瞰的に、客観的にイメージをわかせて読むことが大事である。
    また、多くの本を読み多角的な視点でみれるようになりたい、できれば著者にツッコミを入れながら読めたらベスト

    これからは一週間の読書計画を立て、読むようにしたい。

  • タイトルの通り.多分ターゲットは「読書が大事なのはわかるけど一歩が踏み出せない」という人だろうなと思う.

    ・本をいいぞ〜
    ・和漢洋色々読むともっといいぞ〜
    ・古典作品もいいぞ〜
    ・速読じゃなくて精読した方が結果的に身のためになるぞ〜
    など

    この著者の書く文章がとても簡潔で分かりやすいと感じた.
    最初に結論・要旨から始まり,言い換え・例示・掘り下げと展開していく.

    読みやすい文章は本のコンテンツそのものもあるが,やはり著者の力量もでるなあと思わせてくれた.そういう目線でも本を見ていこうと気づきをくれたのはgood

    「聖書をはじめとする古典は西洋の世界を理解する上で前提となっている考え方の原点なので読んでおいて損はないという」のは確かにと思った.
    日本も同様.

  • 自分が何を求めているのか明確な目的意識、また物事を多角的に捉えどの視点から学ぶのか。
    本の読み方、活用の仕方が書かれている。しかし題材が専門的過ぎる部分がありその部分はテンポが悪く感じられた。

  • 速読よりも精読の方がいいとのこと。
    そして、疑いながら読むべし。
    読書ノートもいい。
    などなど。

  • ・読んだら本をまとめる
    ・本につっこみを入れる
    ・血肉になる本の選び方

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著者プロフィール

1963年、長崎県佐世保市生まれ。大東文化大学文学部中国文学科教授。中国山東大学客員教授。博士(中国学)。大東文化大学文学部卒業後、同大学院、フランス国立高等研究院人文科学研究所大学院に学ぶ。ケンブリッジ大学東洋学部共同研究員などを経て、現職。専門は、文献学、書誌学、日本語史など。著書に『心とカラダを整える おとなのための1分音読』(自由国民社)『文豪の凄い語彙力』(さくら舎)ほか多数。

「2020年 『語感力事典 日常会話からネーミングまで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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