協調型計算システム: 分散型ソフトウェアの技法と道具立て

  • マグロウヒル出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (427ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784895010306

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  • 第1章が計算の理論、第2章がプログラミング言語と、基本的なおさらいから入っている。
    3-2で同期メカニズムを説明している。
    DijkstraのCo-operatingSequentialProcessedからSemaphore(腕木信号)を紹介している。
    プログラム上で、SemaphoreをMUTEXという変数名にしている理由はよくわからなかった。
    Mutexは、Mutual exclusionで、semaphoreで実現できるという意味だろうか。
    例題としては、読み出し書き込み問題、哲学者の食事問題、生産者消費者問題の紹介がある。
    第9章がペトリネットである。ペトリネットの問題点として、ブレースノードが空かどうかが決定できないという制約があるという。この問題を克服するためには、否定コンディションのためのブレースノードを陽に設けなければならないそうです。相互排除ネットにおいて、”このプロセスは臨海領域内にはない”というのは批点のコンディションです。しかし、数を覚えているという状況をモデル化する場合、時として適切ではなくなるという。
    ペトリネットを書いたことがないせいか、ここが理解できていません。

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