だって、だって、だって: ぼくはニコデム

  • 光村教育図書
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本棚登録 : 32
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784895728799

作品紹介・あらすじ

ニコデムはパパとママの「どうして」こうげきに、ぴったりのこたえをみつけました。どうしてっていわれるたびに、ゆっくりこういうのです-

感想・レビュー・書評

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  • アニエス ラロッシュ (著), ステファニー オグソー (イラスト),野坂 悦子 (翻訳)

  • [江東区図書館]

    白黒+差し色を使った、少し影を感じる静かな絵本。この前の「ぼくはニコデム」よりも更に共感を呼ぶかな?やや男児向け??

  • 仕返しはちょっとなぁと思うけど、無関心のおそろしさはわかる。

  • 複数の子どもらに読み聞かせるにはちょっとなーと躊躇う内容。
    絵の描かれ方もそれをさらに後押しする。
    色々説明しながら読みたい。

  • 流し読み。
    親がどうしてどうしてと(理由を聞く気もないくせに)うるさいので、ぜんぶ「だって」で返してみたらブーメランくらいました。という話。
    「だって」より「べつに」とかに近い感じがする。

    子供のわがままを変化球で打ち返す『いやいやえん』http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4834000109的なものかと思いきや、親の対応が幼稚な精神的虐待でおぞましい。
    悪いことに対する罰やこどものためのしつけではなく、不快な思いをさせられたことに対する報復にしか見えない。
    「良い子にしないなら愛してあげない」なんてメッセージをいったい誰に読ませたいんだろう。

    相手を無視することで(厳密に言えば無視ではないけれど)自分の不快をわからせようとするなんて最悪だ。
    そんなので伝わるのは悪意だけだ。
    不快になった理由も、やめてほしい気持ちも伝わらない。
    親が子供に対して、しかも二人がかりで何日も続け、子供が動くまでヒントも与えないってのもぞっとする。

    古くさい漫画みたいな絵も嫌い。
    でも内容に合っていると言えば合っているかな。
    最初から一家そろって不幸せそうな冷たい顔をしてる。

  • 私はこの方法はお勧めしたくないです。
    辛いです。

    もっと他にやりようはなかったのかなあ。

    でも、それは私の考えすぎなのでしょう。
    普通に読めば、普通のお話し。
    子供に自分で考えてもらうタイプのお話しだと思います。


    読み聞かせする本としては…

    教訓的な本です。
    さっきも書きましたが、子供たち自身が自分で考えて答えを見つけるタイプのお話しです。
    楽しいと感じる人は楽しいだろうけど、私はそんなに楽しいとは思えませんでした。

    どうして?って訊いたら、だって。と答えるのは子供たちの常套手段ですから、すごく子供たち自身に近いお話しだとは思うのですが。

  • 子供に向けた本じゃないと思う。ニコデムは一切悪くないと思うのは私だけなのだろうか。

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