スピリチュアルケア入門

著者 : 窪寺俊之

• 三輪書店 (2000年5月1日発売)

感想・レビュー・書評

[医学図書館さんの感想 · 2012年5月14日]

配架場所：2階閲覧室 WB 310/2000

[kinsanさんの感想 · 2009年12月21日]

スピリチュアルケアに関する入門書として分かりやすい本。スピリチュアルケアとは何であるか？精神的心理的ケアや宗教的ケアとは何が違い、何が同じなのか？その方法と実際はどうなのか？

ただ、全般に医療、特に死を前にしている患者に対してのスピリチュアルケアの紹介になっている。私個人としては、今後介護現場において介護職が日常的にスピリチュアルケアをしていくことが必要だと考えているため、この本の内容を介護現場に落とし込んで考え、新たに提案していけたらと思う。

題名にあるように入門書としては最適だと思う。

著者プロフィール

窪寺 俊之（くぼてら・としゆき）
1939生まれ、埼玉大学（教育学）、東京都立大学大学院（臨床心理学）に学び、米国・エモリー大学神学研究科（キリスト教神学）を修了（M.Div.）、コロンビア神学校神学研究科（牧会学、牧会カウンセリング）修了（Th.M.）、博士（人間科学、大阪大学）、米国リッチモンド記念病院元チャプレン、淀川キリスト教病院元チャプレン、米国イーストベイ・フリー・メソジスト教会元牧師、関西学院大学神学部元教授、聖学院大学大学院元教授、現在、兵庫大学大学院特任教授。臨床死生学、臨床倫理学などを担当。日本スピリチュアルケア学会元副理事長、日本臨床死生学会常任理事、日本臨床宗教師会副会長、日本ホスピス財団評議員。

「2022年 『金子みすゞの苦悩とスピリチュアリティ』 で使われていた紹介文から引用しています。」