- Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
- / ISBN・EAN: 9784896017625
作品紹介・あらすじ
『幼なじみ』で『弟のよう』…。彼にとって自分はそんな存在であると知りながらも、密かに克巳を想い続けている光美。まだこの感情が恋だと気付かずにいた頃、無邪気に兄みたいに好き、と伝えてしまったせいで、今更想いを告げることもできないでいた。しかも、克巳が相続した、昔は旅館今はラブホテルとなっている洋館で働く光美は、彼にずっと探している女性がいるらしいと聞き…。始まりも終わりもない、この一方通行の切ない恋の行方は-。
感想・レビュー・書評
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切ないお話ではあるのですが、あんまりしっくりこなかった作品。
最後まで登場人物のキャラクターがごちゃごちゃいなったからなのでしょう。なんか似たような名前ばかり。
あとは主人公は高校卒業したぐらいの年齢だと思う。歳の差ももっとあっていいし…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
火崎さん初読みです。光美の一人称で書かれていますが、25歳とは思えないような幼さがあり、思考も女々しくて好きになれませんでした。序盤にある光美が中学の頃のエピソードで、克巳の心情の予想がつくので、それをどんな展開で明らかにしていくのかがこのお話の肝のような気がしてたんですが、克巳の光美への行動は納得がいかず、そうなると終盤の告白が綺麗事にも言い訳にも思えてしまった。個人的にはイマイチ合わないお話でした。でも、あとがきの津村を交えた話は面白かったです。
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(あらすじ)
『幼なじみ』で『弟のよう』…。
彼にとって自分はそんな存在であると知りながらも、
密かに克巳を想い続けている光美。
まだこの感情が恋だと気付かずにいた頃、
無邪気に兄みたいに好き、と伝えてしまったせいで、
今更想いを告げることもできないでいた。
しかも、克巳が相続した、
昔は旅館今はラブホテルとなっている洋館で働く光美は、
彼にずっと探している女性がいるらしいと聞き…。
始まりも終わりもない、この一方通行の切ない恋の行方は―。
(amazon内容紹介より)