僕に愛を語るな(ドルチェノベルズ)

著者 :
  • ムービック
3.17
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本棚登録 : 58
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896018301

感想・レビュー・書評

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  • 精神的に成長してない、体だけが大きくなった「大人」は恋愛するのにも色々な理由や建前がアレコレ必要で、まどろっこしいな。。

    あぁこれは本気で書かれた話だ、とは思った。
    熱量がこもってる。

    内容に、書かなくても良いことが多い。
    ひとつ行動するたび、そのたびに、思い出話や設定説明に花が咲く。
    読者に教える必要のない情報や、作者個人的なメモにしておくべきこと、不必要なシーン、要素、登場人物など、色々と削除してシンプルにすれば、もっと良い作品になる。

    構成があまりうまくないのかも。
    だから、シーンや設定説明を繋げるために、どうしても説明文が多くなってしまう。

    攻め受け両方の視点で書くのは良かったと思う。

  • BL読んでうっとりするはずが、なぜかどっと疲れてしまったのでした…
    2段組でボリュームがあったのもあるけど、文章も難解な漢字遣いと言い回しで、ところどころでつまづきつつ何とか読了。
    そもそもが表紙買いだったのでした。小山田あみセンセのイラストは、表紙もすごくステキで挿絵もきれいで満足。★のひとつはイラストに対する萌えです。
    主人公は37歳と32歳という、若いとは言えない年齢。なので、チャラさ、ダサさがイマドキな感じじゃなく、ちょっと古臭かったりするところが小山田センセのイラストから、すごく伝わってくるところがいいです。それが意図したものかどうかは、おいといて。

    美容師×レンタルビデオ店の店長。そしてこの二人、元恋人同士だったのですが、加納の浮気性に我慢できなくなった西野が別れをつきつけ、双方音信不通の時期をはさんで、現在は友人として付き合っている仲です。
    加納は相変わらず女をとっかえひっかえ遊んでいますが、西野はまだ思いを引きずっていて恋もHも加納オンリーワンのまま。
    この西野の思考が、重たい、めんどくさい、ネガティブすぎの三重苦です。
    付き合っていても、別れても苦しんでいる西野。はじめは加納が誠実じゃない悪いヤツだから悩んでいるのかなと思っていたけど、西野の性格も粘質系でうじうじしてるように感じてしまいました。

    そんな西野に手を出してしまった加納。顔や頭のカタチが好みだったのが理由みたいです。職業病?
    本当は加納の浮気がイヤなくせに本音を言わず、従順に微笑んでいる西野に、イラっとしつつもいつの間にか大切な存在となっていて。
    付き合っている時に捨てられることを考え絶望的になる西野と、そんな彼を重たく感じて、浮気を繰り返しつつも切り捨てることができない加納のぐるぐる愛。
    気がついたら、イイ年になってた二人ですww

    書き方によっては、笑えて切ない萌える話になると思うんですけどね。
    直球勝負で、二人の心情をありのまま描いてあったので、とてもヘビーでした。BLとしては、ちょっと深刻すぎたかな…
    さしたる盛り上がりもなかったわりに、話が理屈詰めだったのも、萌えにくかった一因ですね。

  • 評価が高かったので期待しすぎたのか★は3です。
    長い割に読み足りない。最後SSに一度目の別れについて書いてあるが本の最後で別れが来て読後感もいまいち。

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