貞観政要 (中国古典新書)

著者 :
  • 明徳出版社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896192070

作品紹介・あらすじ

貞観政要は、呉兢という歴史家が唐の太宗の政治に関する言行を編録した書で、我が国にもこれにあやかり貞観という年号がある。古くから政治家・実業人に愛読された政治宝典である。

感想・レビュー・書評

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  • 唐の太宗。
    忠臣の諫言を奨励し、聞き入れ、人民のために祭りごとを行った。そのエピソード紹介。

  • 平易な漢文で読みやすい。ただ、つくづく思うのは、政治の位にある者は形を守っていかにも荘重な振る舞いをするということだ。それだけ為政者の言葉や行動を万人が注視しているため、重々しくならざるを得ないのだろう。あの、ぶっきらぼうなじいさんであった孔子でさえ、重からざれば威あらずと言っていたし、そもそも政治の中枢にある人間とはそういうものなのだろう。ここに収められた話は極めて理想的で、聞く上では心地よい。実際の難局を乗り切る上でもこの調子で続いていたなら、偉いが、どうだったのだろう?

  • O2-1/92/1
    1988年8版を所蔵

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