本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
- / ISBN・EAN: 9784896192339
作品紹介・あらすじ
単に晏子ともいう。斉の晏嬰の言行録を後人が編集したもの。春秋の乱世、斉国三代の君に仕えた政治家晏嬰が、庶民の立場になって君主を諫めた名宰相の治国平天下の記録。
感想・レビュー・書評
-
晏子の生涯や人柄が良くわかる書であった。
私も晏子の言った言葉をきちんと身につけて、誠実に人と対応できるようになりたいと考えた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
O2-1/97/1
1988年3版を所蔵 -
斉の晏嬰の逸話集です。
景公とのやりとりは
晏子の人民を思いやる気持ち、
君子としての筋道の通し方が清々しく
読んでいて気持ちよいです。
景公もついつい遊びが過ぎてしまったり、
人民を忘れてしまったりしてしまいますが、
晏子の諫言を受け入れて
行いを改めるあたりは流石です。
驕ってしまっても
時に省みることができる人物は少ないと思います。
まして人の意見を聞き入れるということを
できる自分津は更に少ないと思います。
その点、斉の三君主は
人間的な弱さを持ち合わせつつも
優れていると思います。
また、驕った人物に上手に諫言できる
晏子の手腕も素晴しいです。
晏子の魅力は
常になして置かず、常に行きて休まざる者なり
常為而不置、常行而不休者。
という生き方だと思います。
全5件中 1 - 5件を表示