晏子春秋 (中国古典新書 新装版)

制作 : 宇野 精一  鈴木 由次郎 
  • 明徳出版社
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本棚登録 : 22
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896192339

作品紹介・あらすじ

単に晏子ともいう。斉の晏嬰の言行録を後人が編集したもの。春秋の乱世、斉国三代の君に仕えた政治家晏嬰が、庶民の立場になって君主を諫めた名宰相の治国平天下の記録。

感想・レビュー・書評

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  • 晏子の生涯や人柄が良くわかる書であった。

    私も晏子の言った言葉をきちんと身につけて、誠実に人と対応できるようになりたいと考えた。

  • O2-1/97/1
    1988年3版を所蔵

  • 斉の晏嬰の逸話集です。

    景公とのやりとりは
    晏子の人民を思いやる気持ち、
    君子としての筋道の通し方が清々しく
    読んでいて気持ちよいです。

    景公もついつい遊びが過ぎてしまったり、
    人民を忘れてしまったりしてしまいますが、
    晏子の諫言を受け入れて
    行いを改めるあたりは流石です。

    驕ってしまっても
    時に省みることができる人物は少ないと思います。
    まして人の意見を聞き入れるということを
    できる自分津は更に少ないと思います。
    その点、斉の三君主は
    人間的な弱さを持ち合わせつつも
    優れていると思います。

    また、驕った人物に上手に諫言できる
    晏子の手腕も素晴しいです。

    晏子の魅力は
     常になして置かず、常に行きて休まざる者なり
     常為而不置、常行而不休者。
    という生き方だと思います。

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