孔子全書 1: 論語 1

  • 明徳出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896194319

作品紹介・あらすじ

古来、さまざまある論語解釈書の中でも、最も重要なのは、朱子の論語集注である。本書は、これを全訳注し、かつ古注、朱子語類からの関係文も豊富に採録し、研究者はもとより一般読者が真に論語本文に親しむ上での最適の書たらしめた。孔子の全体像を見直し、儒教の源流を探るシリーズの第一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 孔子全書(全12巻:内『論語』10巻)の第1巻。学而・為政の二篇を収録。(B五判、228頁)

    『論語』の注釈書は古くから数多くあり、それぞれの注釈書の見解を集めて評論と新たな解釈を加えた「集注」や「集解」と題された本も少なからず世に出されている。

    その一つである朱子の『論語集注』を底本にするとともに朱子語類からの関係文も採録し、それ以前の古注と呼ばれる解説を併載することで、『論語』の理解と研究を更に深める、という趣旨で出されたのがこの『孔子全書』。つまり、『論語』に関する解釈を広く集めて作られたのが『孔子全書』という本である。

    このように文章にまとめてしまうのは簡単だが、この『孔子全書』に収録されている文献すべてを読むとなると膨大な時間と労力を要するわけで、そこに果敢に挑戦された吹野安先生と石本道明先生の業績に敬意を表するとともに、その恩恵に預かれることに感謝したい。

    出版社より
    論語集注を底本としてこれを全訳注し、注欄には、何晏の集解、皇侃の義疏の古注の他、朱子語類からの関係文も豊富に採録し、論語の深い理解に資す。

    内容(「BOOK」データベースより)
    古来、さまざまある論語解釈書の中でも、最も重要なのは、朱子の論語集注である。本書は、これを全訳注し、かつ古注、朱子語類からの関係文も豊富に採録し、研究者はもとより一般読者が真に論語本文に親しむ上での最適の書たらしめた。孔子の全体像を見直し、儒教の源流を探るシリーズの第一冊。

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著者プロフィール

國學院大學名誉教授

「2013年 『新装版 漢文の語法と故事成語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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