おかあさんのばか: 細江英公人間写真集

著者 : 細江英公 古田幸

• 窓社 (2004年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[やんちさんの感想 · 2017年11月15日]

細江英公人間写真集と題されたこの本は、6年生の時にお母さんを亡くした古田幸さんの詩に感動した細江さんが彼女の日常を撮影し、そこに彼女の詩とお父さんの追想をﾌﾟﾗｽした、素晴らしい一冊。
来年の演奏会で彼女の詩にﾒﾛﾃﾞｨｰをつけた同名のこの曲を取り上げるので参考までに借りたのだが、こんなに素晴らしい本に出会えるとは思わなかった。

[osawatさんの感想 · 2023年3月24日]

ふむ

著者プロフィール

写真家。1933年山形県米沢市に生まれ、東京で育つ。代表作に『おとこと女』（1961年）、『薔薇刑』（1963年）、『鎌鼬』（1969年）他多数。近作に、舞踏家・笠井叡を撮影した写真集『透明迷宮』（2016年）がある。2003年、英国王立写真協会より創立150周年記念特別勲章を受章。2007年、写真界のアカデミー賞といわれるルーシー・アワード（米）のビジョナリー賞を日本人で初めて受賞。2010年文化功労者に選出。東京工芸大学名誉教授、清里フォトアートミュージアム館長。


「2016年 『鎌鼬 田代の土方巽』 で使われていた紹介文から引用しています。」