詳解国際租税法の理論と実務

著者 :
  • 民事法研究会
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896287028

作品紹介・あらすじ

国際租税法の第一人者である著者が、クロスボーダー取引が日常化している今日の状況下の実務の指針を明示。法源から特殊国際租税法的な「暗黙知」の解明まで、歴史的な検証を行いつつ具体的・実践的に詳解した必備の書。

感想・レビュー・書評

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  • 国際課税の現場で日本の頭脳として活躍されている志賀先生の国際課税の解説書です。骨太な文体で取っつき難そうですが、国際課税の理論的背景がこの書籍一冊に凝縮されている感があります。「PEなければ課税なし。」ではなく、「PEなければ事業所得課税なし。」が正しい理解であると冒頭目が覚めるような解説から始まります。外国子会社配当益金不算入制度は、我が国の「全世界所得課税方式」に「国外所得免除方式」を部分的に導入したのと同じであることが理解できました。また筆者が得意とするOECDモデル租税条約のところは、この点を研究されている方には大変参考になる部分と思います。一読あれ!

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