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- Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
- / ISBN・EAN: 9784896421163
作品紹介・あらすじ
ティムは八歳の男の子、カモメ岬の燈台守のひとりっ子です。父さんや母さん、カモメや海、自分の周りの全てを愛していますが、独りぼっちの淋しさだけはどうにも愛せません。夏休みのある朝、浜辺で出会ったキャンプの子どもたちがズンデヴィト岬への旅に誘ってくれました。ところが、九キロ離れた修理工場の所長が燈台に眼鏡を忘れていました。ティムは皆が出発するその日の正午までには戻るつもりで自転車に飛び乗ります。けれども、眼鏡を渡した所長さんから農業生産組合に届けるボルトを預かります。ボルトを届けて帰りを急ぐティムに、今度は老婦人がお茶を孫に渡してくれと頼みます。時間がありません。…発表以来40年ズンデヴィトを知らないドイツの子供はいないとまで言われる名作。
感想・レビュー・書評
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真の優しさ、一途さって、どうしてこう胸に響くんだろう。
善意の連鎖に涙腺崩壊。
久々の一気読み。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ティムは岬の灯台に住む8歳の少年。ある夏の日、キャンプに来た少年たちと出会い、一緒にズンデヴィト岬へ行くことになる。
しかし、灯台に眼鏡を忘れた修理工場の所長さんに眼鏡を届けることになります。9キロ離れた修理工場へ、ティムは自転車を飛ばします。
無事に届けたティムは、今度は農業生産組合に届けるボルトを預かります。そして、今度は、老婦人から孫に渡すお茶を預かります。
正午にはみんなは出発してしまいます。
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