レスター先生の生徒たち

  • 未知谷
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本棚登録 : 10
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896424478

感想・レビュー・書評

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  • 児童書だが、考えさせられるところがいろいろとあったので、大人も楽しめる本だと思う。
    10の短編からなっていたが、「船乗りのおじさん」「とりかえ子」「いとこの家」は、映画かドラマにできそうな話で、子ども目線でこのような話を書ける作者はすごいなぁと思った。

  • レスター先生がはじめたばかりの小さな学校。女の子たちが自己紹介のかわりに、それぞれの思い出を話すことになりました。ひとつひとつの思い出は、恥ずかしかったり、ドキドキしたり、思いがけなかったり。冒険もあれば哀しみもあります。イギリスの昔のおはなしですが、国も時代も関係なく、子どもの時間のきらめきを伝えてくれます。

  • 新しくできた寄宿学校にやってきた少女たち。それぞれの理由で寄宿学校に入ることになったのだが心細い気持でいっぱいです。レスター先生は、子どもたちに自分のこれまでの思い出を話して心を和らげ、仲良くなってもらおうと考えます。寄宿舎に入ることになった10人の少女たちのそれぞれのストーリーが始まります。

    ラム姉弟の連作短編集。19世紀イギリスの雰囲気漂うおはなしです。

  • 1808年、イギリス、アムウェルという村の寄宿学校で暮らす10人の女の子が語る、それぞれの思い出。

    小さなレディたちの子どもらしさが、魅力。

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著者プロフィール

(Charles Lamb)
1775-1834。イギリス・ロンドンのエッセイスト。筆名エリアElia。82-89年クライスト学院に在学。89-1825年、南海商社のちに東インド会社に勤務。96年、友人コールリッジのPoems on Various Subjectsにソネット4編を収める。98年、彼の詩のなかで最も有名な ’The Old Familiar Faces’ を含む詩集Blank VerseをCharles Lloydと出版。1807年、姉メアリイと『シェイクスピア物語Tales from Shakespeare』刊行。London Magazine誌のスタッフとして寄せたエッセイを、23年に『エリア随筆集(Essays of) Elia』、33年には『続エリア随筆集The Last Essays of Elia』として刊行する。
95年末から翌年初めまで、失恋の悲しみから入院。96年、姉メアリイは発作から母親を刺殺。チャールズは、この姉の保護に献身して生涯独身を通し、姉もまた弟チャールズに報いた。

「2022年 『エリア随筆抄【新装版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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